The better the question. The better the answer. The better the world works.

信頼と専心的な取り組みが、いかに最上級のwin-winを実現できるか

EYチームが適切なリスクを取った結果、クライアントの期待値を上回る価値を提供し続けることになった経緯をご紹介します。

歩道に落ちたピンク色のアイスクリーム
(Chapter breaker)
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The better the question(より良い問題提起)

成功をつかむ最大のチャンス時の挫折に対して、いつ対応するか?

経済犯罪の抑制と予防は、一筋縄ではいかない仕事です。

マネーロンダリングとは、違法取引から得た収益を金融システムに紛れ込ませ、違法な収益源を隠すことです。この経済犯罪は、社会と経済に害を及ぼしかねません。犯罪者が活動を拡大できるだけでなく、合法的なビジネスを競争上不利な立場に追い込み、通貨や金利に影響を与え、その揚げ句に、税収を押し下げ、国や金融システムの信用を傷つけてしまう可能性もあります。経済犯罪の抑制と予防はあらゆる金融サービス企業にとって、複雑かつ非常にダイナミックなビジネスチャレンジです。EYのような法人組織がそうしたビジネスチャレンジの取り組みについて支援を求められることは多々あります。

ある EYのクライアントは、経済犯罪の抑制に向けて大規模な取り組みを行っており、厳しいスケジュールでの遂行が求められていました。 その一環で、法人顧客の身元を検証して異常な取引を検知することによって経済犯罪を防止するという、厄介なプロセスがありました。 このクライアントは、そのための専門知識も判断基準も社内に無いことに気付き、信頼できるアドバイザーを必要としていました。クライアントの文化を理解し、優れた技術力を持ち合わせ、ビジネス上の複雑で大規模な問題に対して革新的な手法を実践できるアドバイザーです。

(Chapter breaker)
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The better the answer

オートメーションとコラボレーション

ナレッジと強みを駆使して、クライアントのために自動化ソリューションを構築し、信頼度の向上と優れた顧客サービスの推進を図る。

経済犯罪抑制チームは、クライアントと長期的な関係を築いており、競合3社に対してプロジェクトを売り込みました。最終的に2社が残りましたが、結果はゼロでした。敗退。

EYチームは意気消沈するのではなく、関係性に焦点を当てたアプローチを取って自身のケイパビリティーを強く打ち出したのです。まず、分野横断的な専任チームを立ち上げました。そこに集めたのが、クライアントを深く理解し、主題に関して包括的な専門性を持った、ガバナンス能力の高いEYのプロフェッショナル。そして最終的には、クライアントが求める、質の高いサービスを提供できることを立証したのでした。

チームが新規プロジェクトに従事して、すぐに対象範囲が大幅に拡大されました。クライアントからは、EYチームの所属プロフェッショナルを500人から1,000人に倍増するように求められました。EYのリーダー層は、性急に規模を拡大すれば品質水準に影響し、培ってきた信頼を損なう可能性があることを察知して、ためらいました。代わりにEYチームが提案したのは、信頼性と効率性がより高く、スケーラブルなデリバリーモデルの構築です。そのためには、低コストで価値が高くスケーラブルなグローバルデリバリーチームの結成が必要です。そのチームがまず実施したのは、インドのバンガロールに大規模なオフショアデリバリーセンターを新設するための投資でした。

その後、間もなくして、EYチームは自発的に自動化ソリューションを利用する機会を見いだしました。これが必要な手作業を減らし、作業品質を高め、よりコスト効率の高いソリューションをクライアントに提供できる機会となります。クライアントは当初、テクノロジーに対して懸念を示し、EYの提案を退けました。しかしEYチームは、オートメーションがプロジェクトの効率性を飛躍的に高めることを確信していたため、win-winにつながる案を提示しました。概念実証に取り組み、オートメーションソリューションを開発した結果、品質や効率性、スケールが大幅に高まりました。

(Chapter breaker)
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The better the world works

長期的なクライアントサービス

専心的な取り組みで、クライアントとの関係強化、経済犯罪の防止を推進

オートメーションの採用から6週間もたたないうちに、顧客1件ごとの作業所要時間が20%短縮されたほか、品質が10%向上しました。その結果、このプロジェクトで広範囲にオートメーションが採用されたのです。

それだけでなく、もっと幅広くオートメーション能力を構築する業務にEYが起用されることになりました。時間の経過とともに、EYチームは戦略的に拡大し、そのピーク時には、14のハブ拠点で、EYのプロフェッショナル2,200人以上がグローバルチームの一員として働き、このプロジェクトを支えました。

EYチームは適切なリスクを取り、クライアントの期待値を上回る価値を提供し続けてきました。それは、チームのサービス品質に対するクライアントの高評価にも表れています。チームは、目覚ましい顧客サービスを長期的に推進しなければなりません。クライアントとの関係は長い旅路。その過程でたゆまぬ改善を続け、率直さと透明性を持って仕事をし、イノベーションを推進することが、成功に至る鍵だと心得ています。

EYのチームはプロセスやシステム、統制を強化し続けてきました。そうした努力を通じて、世界中の経済犯罪の検知と予防に寄与し、金融セクターの強化と資本市場での信頼性向上をお手伝いしています。