退職給付債務を算定する簡便法の1つの方法として、比較指数を用いる方法があります。これは、退職一時金制度であれば、原則法で計算した退職給付債務と自己都合要支給額の比(比較指数)、企業年金制度であれば、原則法で計算した退職給付債務と年金財政計算上の責任準備金との比(比較指数)を求め、期末時点の自己都合要支給額または年金財政計算上の責任準備金に比較指数を乗じた金額を退職給付債務とする方法です。次年度以降は、基礎率等に重要な変動がなければ、比較指数の再計算をする必要はありません。
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