退職給付見込額のうち、期末までに発生していると認められる額を見積もる方法の中で、給与基準とは、退職給付見込額のうち、全勤務期間における給与総支給額に対する各期の給与額の割合に基づいた額を各期の発生額とする方法をいいます。
この方法は、退職給付見込額の期間配分方法としては原則的な方法ではありませんが、全勤務期間の給与額を体系的に定めていて、退職給付の算定基礎となる各期の給与額に各期の労働の対価が合理的に反映されていると認められる場合に認められる方法です。
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