ニュースリリース

2016年11月29日

日本代表は株式会社エアウィーヴ 高岡 本州氏に決定

起業家表彰制度 "EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン"

プレス窓口
EY Japan

複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

EY Japanは、11月29日に開催した起業家表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン」(以下、EOY Japan、審査委員長:出井伸之)アワード・セレモニーにおいて、2016年度日本代表として株式会社エアウィーヴ(東京都中央区)代表取締役会長の高岡 本州(たかおか もとくに)氏を選出いたしましたので、お知らせいたします。

EOY Japanは、日本の起業家を国際的なステージに輩出する唯一の起業家表彰制度で、本年で16年目を迎えます。アワード・セレモニーでは、各地区大会で選ばれた「アクセラレーティング部門」と「チャレンジング・スピリット部門」両部門のファイナリストが表彰されたのち、それぞれの部門から大賞が選出されました。その後、各部門にて大賞を受賞した3人の起業家による公開プレゼンテーションを実施し、厳正な審査の結果、日本代表が選出されました。

EOY 2016 Japan 日本代表 高岡 本州氏のコメント

すばらしい方々のなかから日本代表に選出していただき、トロフィーの重さを改めて感じています。
私たちは、「睡眠を研究する」という視点から、これまでブラックボックスだった「睡眠の質」について国内外の機関とともに研究を続けてきました。その成果として運動パフォーマンスと睡眠の質との関係性を明らかにし、質の高い睡眠を提供することで、ブランディングを確立してきました。
また最近では、"睡眠を可視化できる"アプリの提供を開始し、クラウド上に睡眠に関するビッグデータを収集しております。今後これらのデータを活用していくことで、日本のみならず世界中の方々に高い睡眠の質を提供し、毎日が少しでもいきいきとできる社会へしていきたいと考えております。
実は(審査会場となる)モナコのエルミタージュにもエアウィーヴが導入されています。今日をまたスタートとして、モナコに向けて日本の代表として頑張りたいと思います。

審査委員長 出井伸之氏による総評

例年にないほどの接戦の審査となりましたが、「グローバル」という視点において、高岡氏に世界大会でも活躍してもらいたいという想いから今回の結果となりました。
技術の変化は、必ずパラダイムシフトをもたらします。この25年はインターネットの時代でしたが、残念ながら日本から世界を驚かせるような企業は現れませんでした。しかしそんな中でも「メイドインジャパン」の良さは世界的に認められており、今後はインターネットと日本の得意なモノづくり、そこにAIやビッグデータといった技術が組み合わさることで、新しいビジネスモデルを作る時代になってきていると感じています。日本は次の波に乗り、世界的な企業を生み出していかなくてはなりません。このアワードを通じて、今後も時代の変化にチャレンジする企業を輩出していければと思います。

選考は各界有識者により、起業家精神などの6つの審査基準に基づき実施されました。高岡 本州氏は、来年6月にモナコ公国モンテカルロにて開催される世界大会EY World Entrepreneur Of The Year(EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー)に臨みます。

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン最終結果

2016年度 日本代表

  • 高岡 本州氏/株式会社エアウィーヴ 代表取締役会長

 

「アクセラレーティング部門」大賞2名

  • 高岡 本州氏/株式会社エアウィーヴ 代表取締役会長
  • 古木 大咲氏/株式会社インベスターズクラウド 代表取締役

古木氏 受賞コメント

受賞できたことにとても驚いています。当社は不動産×ITによる新しいサービスとして、リアルエステートテックを推進してきましたが、特に不動産の分野から出発した私たちにとって、IT化したプラットフォームを構築できたことは企業として大きな転換点となりました。昨年上場したばかりですが、今回の受賞を機に、これからもさらなる成長を目指してまいります。

「チャレンジング・スピリット部門」大賞1名

  • 鎌田 和樹氏/UUUM株式会社 代表取締役

鎌田氏 受賞コメント

「チャレンジする」「新しい働き方を提示する」「好きなことを仕事にする」-この3つを私は誰よりも実践できていると自負しています。たくさんのクリエイターを抱える私たちですが、インターネットの中だけでなくライブやイベントなどのリアルな事業を強化しており、またインフルエンサーと呼ばれる力を使って新たなビジネスを作っていきたいとも考えています。今後も日本が得意とするハードだけではなく、コンテンツでも日本が世界で通用するということを示していきたいと思います。

特別賞3名

  • 伊藤 朋子氏/inQs株式会社 代表取締役社長
  • 長沼 昭夫氏/株式会社きのとや 代表取締役会長
  • 中村 創一郎氏/株式会社Looop 代表取締役社長

表彰カテゴリー

ナショナル・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー部門 (本年は該当なし)

東証一部上場及びそれに準ずる企業の起業家で、ビジネスリーダーとして様々な分野で活躍されている起業家が対象。例えば、

  • 企業活動を海外展開し、グローバルな影響力を有する起業家。
  • ビジネスモデルの競争優位性や、技術マーケティング力および社会の影響力など国内外で注目される起業家。
  • 相当の規模(例えば売上高数百億円以上)で活動を展開し、業界を牽引している起業家。
     

アクセラレーティング部門

審査対象となる企業(事業)に最低2年以上携わっている起業家で、新興市場上場企業およびそれに準ずる規模の企業(事業)の経営にたずさわっている起業家が対象。例えば、

  • 国内で一定の影響力を有し、更なる成長が期待される企業(事業)の経営に携わっている起業家。
     

チャレンジング・スピリット部門

スタートアップ段階の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。例えば、

  • 審査対象となる企業(事業)が、原則として創業(または事業に関与して)から7年を経過していない起業家。
  • 長年研究開発(または試行錯誤)してきた技術(ないしビジネスモデル)の確立に一定の目途がつき、幅広い展開を今後予定している起業家。
  • 革新的な技術(またはビジネス)をもって、今後の展開を予定している起業家。

審査委員・アドバイザー

審査委員長

  • 出井 伸之 氏
    クオンタムリープ株式会社 代表取締役 ファウンダー&CEO
    元ソニー株式会社会長 兼 CEO
     

審査委員

  • 飯塚 哲哉 氏
    ザインエレクトロニクス株式会社 代表取締役会長
    EOY 2001 Japan 日本代表
    WEOY 2014 審査委員
  • 鈴木 幸一 氏
    株式会社インターネットイニシアティブ 代表取締役会長 兼 CEO
  • 谷本 有香 氏
    フォーブス ジャパン副編集長 兼 WEB編集長
  • 行方 國雄 氏
    TMI総合法律事務所 パートナー
    WEOY 2012 審査委員
  • 西澤 昭夫 氏
    東洋大学大学院経営学研究科長
    東洋大学経営学部 教授
    日本ベンチャー学会会長
  • 半田 宗樹 氏
    三菱UFJキャピタル代表取締役社長
    日本ベンチャーキャピタル協会 常務理事
  • 福本 拓也 氏
    経済産業省 経済産業政策局 産業資金課長 兼 新規産業室長
     

アドバイザー

  • 荒井 寿光 氏
    東京中小企業投資育成株式会社 相談役
  • 金井 一賴 氏
    日本ベンチャー学会 理事
    大阪商業大学 総合経営学部 教授
  • 松田 修一 氏
    早稲田大学 名誉教授
    元EOY Japan 審査委員長
    元日本ベンチャー学会会長

 EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(世界大会)とは

EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、アントレプレナーの輩出をグローバルに支援するプログラムです。2001年より、毎年モナコ公国モンテカルロにて開催され、世界各国で代表に選出された受賞者が参加し、その努力と功績が称えられます。さらに、参加起業家の中から"The best of the best"として、その年の世界を代表する起業家" EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー"が選出、表彰されます。

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