EU関税法改正: 関税評価におけるロイヤルティ規定及びファーストセール制度の改正による課税価格への影響

EU関税法改正: 関税評価におけるロイヤルティ規定及びファーストセール制度の改正による課税価格への影響

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EY 税理士法人

2015年4月22日
カテゴリー その他

Japan tax alert 2015年4月22日号

2013年10月に欧州議会及び欧州理事会にて一括採択された、新・欧州連合関税法典("UCC")が、2016年5月1日より適用されます。

これまで欧州議会はUCCの委任法令及び実施法令の整備を進めてきておりましたが、当該法令の非公式草案(以下、「草案」という)がこの度公表され、今後手続きを経て2015年5月までに最終版が公布される見込みです。最終版が公布されましたら詳細をお知らせしますが、当該草案には関税評価の規定に関する重要な変更が盛り込まれており、欧州へ貨物を輸出する多国籍企業の課税価格に大きなインパクトをもたらすものと考えられるため、最終版の公布に先立って重要な改正内容を紹介します。

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