価値観:目的と背景

複数の世代で構成されるファミリーエンタープライズ成功の基礎は共通の目的意識と価値観の共有です。これらが世代間で受け入れられることによって、家族のレガシーが保全されます。家族の価値観は結束の礎となり、期待を管理したり、ファミリーエンタープライズの内外両方においてどのように交流するかについて家族の原則を設定する重要な役割を果たします。

優れた一族には家族憲章など下支えとなるガバナンスフレームワークがあり、家族の結束を支え、レガシーを保全するために共通の目的や価値観が定義されています。

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EYができること

調査では、3世代をこえて生き残れないファミリーエンタープライズが多いのは目的の欠如が主な原因であることが分かっています。多くの一族にとって、家族をつなぎ合わせる「接着剤」としての役割が多い目的意識はファミリーエンタープライズから生まれます。ビジネスが家族のアイデンティティーの基本となり、各世代がレガシーの一部として育っています。

一族にとって課題の1つは、規模や複雑性が増すにつれて、事業と直接つながりのない家族が増えることです。結果として、後継者となる次世代を事業に従事させることが難しくなります。一族が事業の売却を決定し、状況の変化や新しい環境を考慮しながら目的を再定義する場合はなおさらです。このような状況の場合は、地域社会や慈善活動への参加を増やしたり、ファミリーオフィスを設立したり、新しいファミリーエンタープライズを作ったりすることを検討する場合もあります。

EYは世界の大手ファミリーエンタープライズの75%と仕事を共にしており、一族がその価値観や目的を定義して、次世代との結束を守るサポートをするには適任です。一族とともにレガシーを文書化し、家族憲章を作成することから、適切なガバナンスフレームワークを策定するお手伝いまで、さまざまなサービスをご提供します。

重点領域

何世代にもわたって結束したファミリーグループを形成するには、家族と協働してビジョン、目的、価値観の定義および文書化につなげていくことが必要不可欠です。

ファミリーエンタープライズが課題に取り組み、持続可能な成功の実現につなげていくには、一族の目的を中心とし、環境を考慮した戦略的計画の立案が重要です。

多くの一族は、慈善活動やインパクト投資が目的や価値観の根拠となり、次世代を関与させる重要な役割を担います。

企業として社会的責任がファミリーエンタープライズの土台となることが多く、従業員や地域社会に対するコミットメントに反映され、一族の価値観、文化、レガシーを形作っています。

複数にわたる世代承継には、強力なガバナンスフレームワークが不可欠です。一族、事業、財産の3つの領域がどのように相互作用するかを網羅する必要があります。

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