インド 賃金法2019ドラフトの公表

インド JBS フラッシュニュース - 2020年7月

インドではコロナ感染者数は7月末時点で160万人を突破し、現在、米国、ブラジルに次いで世界で3番目に感染者が多い国となりました。特に最近では、インド西部のマハラシュトラ州に加えてインド南部の各州で感染者数の増加が顕著になっています。

一方、経済活動につきましては二輪車の販売等で消費回復の兆しがみえつつあります。また、食品をはじめとする小売業の分野ではオンラインデリバリーによるEコマースが拡大しておりNew Normalへの移行に向けての動きも見受けられます。

税務関連では、これまで機能が停止していた税務調査についてもオンラインでの調査の再開に向けての動きがみられます。また税務裁判においては第1審に相当するDRPおよびCITAでは対面ではなくオンラインを活用した形式による裁判の再開に向けて準備を進んでいます。またペンディングであったGST電子インボイスの導入については新たな通達で10月導入となりました。

 

今回のフラッシュニュースのトピックは以下の通りです。

  1. 賃金法2019ドラフトの公表
  2. 直接税当局(CBDT)は、PAN(納税番号)を保有しない非居住者への配当支払いに関する規定を発表
  3. 間接税当局(CBIC)はGST電子インボイスの閾値を売上高50億ルピーに見直しすることを発表
  4. 取締役会/監査委員会のビデオ会議による開催の規定緩和措置を9月30日まで延長

※全文は下記PDFからご覧ください。

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