身近な場所で開催されるイベントに気軽に参加
諸石選手が東京2020大会においてメダルを懸けて戦った3位決定戦は、雨による2時間の試合中断を経て、午前2時過ぎまで激闘が続きました。最後には、2012年ロンドン大会、2016年リオ大会に続く3大会連続出場で初めて悲願の銅メダルを獲得しました。
諸石選手は53歳です。デジタルに抵抗感がないとは言い切れない世代の一人であり、オンラインでのコミュニケーションには苦手意識があったといいます。そんな諸石選手はどのようにしてデジタルツールへの抵抗感を克服したのでしょうか。諸石選手は「無観客開催」となった東京2020大会を前に、EY Japanにて開催された「オンライン壮行会」をきっかけに、デジタルツールへの印象が変わったと語りました。会社の仲間によるオンラインでの壮行会には、回線が切れてしまわないか、誤操作をしてしまわないかと心配しながら、自宅がある岐阜県からリモートで参加。実際のところイベントはスムーズに進行し、画面を通しての激励に、離れていても心が通じていると感じた瞬間があったといいます。
「最初は『自分にはできっこない』と思っていましたが、いざ使ってみるとすぐに慣れることができました。インターネットを活用すれば世界中の人たちとつながることができる、素晴らしいコミュニケーションツールだと思います」
大会後に開催された祝勝会も同じようにオンライン上で開催され、EY Japanメンバーからのお祝いのメッセージを受け、多拠点から参加することが可能なオンラインイベントでは、よりたくさんの人とつながることができるという、オンラインならではの良さを体感したと語りました。