ロボティクス・プロセス・オートメーション

> 鉱業・金属

競争の厳しい市場環境において、企業は効率性を高め、コストを抑え、価値創造に人的資源を集中させるための戦略を模索しています。ロボティクス・プロセス・オートメーション(Robotics Process Automation、以下「RPA」)は、業務の不可欠な部分を担い、煩雑で時間がかかり、エラーが多発する作業を合理化することで、従来型のビジネスプロセスを大きく変革しています。

EYができること

鉱業および金属産業の事業環境は絶えず変化しているため、世界的にビジネスを行うことの複雑性が増しています。企業は、そのバリューチェーン全体にわたって競争力を維持できるようにテクノロジーに投資をしています。

RPAは、取引量が多く、反復性が高く、そして多くの検証ルールを伴う多段階作業を中心に、エンド・ツー・エンドのプロセスの自動化を可能にします。さらに、RPAは高度な意思決定のために人工知能の要素を活用するとともに、検知して、予測し、推論するまでに至る認識的作業を適用して、評価し、実施するまでの能力を備えています。

財務、人事および総務などのバックオフィス機能の自動化に加え、世界的な鉱業および金属企業では、バリューチェーンのその他の分野の自動化を模索しているところが増えています。例えば、オペレーションセンターの自動化により、生産性、正確性および処理速度を向上させることができます。

RPAの真の価値を持続可能かつ変革的な方法で引き出すには、テクノロジーとインフラ、ガバナンスとリスク管理、プロセスフローと人的資本(人材)への影響を考慮する包括的なアプローチを必要とします。この360度にわたる視点によって、鉱業および金属企業はRPAを持続可能的に有効活用し、その結果として生じる生産性の向上を利用することで、直接的な金銭的利益を生み出す業務に従業員を振り分けることが可能になります。

EYは、ビジネスを主導するアプローチと広範な業界経験から裏付けられたサービスを提供し、RPAによる変革過程のすべてにわたりクライアントの皆さまを支援します。こうしたサービスには、初期精査の実施、試験的プロジェクトの策定、およびより広範なデジタルオペレーション自動化戦略の一環として、小規模での導入を可能にするメカニズムと構造の開発などがあります。

EYは、15カ国で130を超えるRPAのプロジェクトを手掛けてきました。こうしたプロジェクトの中には、鉱業および金属産業における重要な経験や鉱業における調達に関する経験も含まれています。

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