EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社(代表取締役会長:ヴィンセント・スミス、以下EYTAS)は、2018年3月に戦略コンサルティングを提供するEYパルテノンを日本に発足し、サービスを開始する運びとなりましたことをお知らせいたします。
主なサービス内容は、成長戦略、トランザクション戦略(M&A戦略およびコマーシャル・デューデリジェンス、PMI等)、オペレーション戦略(コスト削減、マーケティング、プロセス改善等)を中心とした戦略コンサルティングサービスで、ライフサイエンス、消費財、製造業、商社、プライベート・エクイティを中心に日本で展開します。
1991年設立したパルテノンを2014年にEYグローバルが買収して以来、EYグローバル・トランザクション・アドバイザリーサービスの傘下で、EYパルテノンとして米国、欧州、アジアなど35拠点で戦略コンサルティングを提供してきました。これまで日本ではコーポレート・ファイナンス・ストラテジー部門(以下、CFS)が、海外投資戦略の策定やポートフォリオ最適化などのアドバイスを行っていましたが、EYパルテノンにCFSを統合し、人員を拡大しサービスの提供を行います。
EYパルテノンは、1,400人のプロフェッショナルが活躍をしているグローバル・ファームです。パルテノンの創設者のビル・アクティマイヤーが、EY パルテノンのリーダーとしてグローバル・チームを率いています。また、日本においては、戦略コンサルティング業界で25年以上の経験のある高松越百(たかまつこすも)がリーダーを務めます。
今後は、EYJapanが展開するサービス(監査、税務、アドバイザリー、トランザクション)と連携し、クライアントの経営上の課題を解決に導くため、さらに価値のあるサービスの提供を目指します。主にEYTASとEYアドバイザリーアンドコンサルティング株式会社との共同プロジェクトによる、戦略策定からその実行支援(財務デューデリジェンス、税務アドバイス、統合・分社化、リストラ、IT/デジタル化、SCM最適化、調達コスト削減、間接費削減など)までをシームレスに提供します。
さらにビル・アクティマイヤーは「私たちは企業のCEOやリーダーたちに様々な選択肢を与え、忠実で長期にわたる戦略的アドバイザーとして、顧客ごとにカスタマイズされたサービスを提供することを何より大切にしています」と述べました。
EYグローバル会長兼CEOのマーク・ワインバーガーは次のように述べています。
「クライアントは広範囲で戦略的なアドバイスを必要としています。EYパルテノンと協働することによりEYのアドバイザーとしての能力は飛躍的に高まり、双方にとって喜ばしい結果をもたらすでしょう」
EYパルテノンは、多様化するクライアントのニーズに応えるべくさらなる体制の強化に努め、高品質なサービスの提供を通じて、EYの理念であるBuilding a Better Working World (より良い社会の構築)の実現に向けて邁進してまいります。