EYネットワークのメンバーファーム(以下、「EY」)は、このたび、イミグレーションサービスを専門とするEY行政書士法人(以下、「EYGH」)を新たに設立したことをお知らせします。
また、EYGHが、国際企業人事サービス株式会社(以下、「WEDOFY」)と事業譲渡契約を締結したこと、2020年7月1日付でWEDOFYの代表取締役社長である佐藤義一氏とそのチームがEYGHに加入する予定であることをお知らせします。なお、本事業譲渡は、当該契約において定める前提条件が充足されることを条件として行われます。
EYGHは、EYのピープルアドバイザリーサービス(以下、「PAS」)の一部門として、クライアントのグローバルモビリティ戦略とその実行・運用を支援する上で重要な役割を担います。EYGHは、イミグレーションに係るコンプライアンスとコンサルティングのスキルを融合し、クロスボーダーの人事異動、いわゆるモビリティサービスをワンストップで提供します。WEDOFYが専門とする、インバウンドのビザ申請、就労・在留許可取得等と、EYのグローバルネットワークを活用した日本企業向けの海外就労ビザ申請の豊富な経験を合わせることにより、クライアントのビジネスを一層サポートできる体制を構築していきます。
EY PASは、イミグレーションサービスにおいて30年以上の経験があります。ビザのサポートサービスだけでなく、グローバル・モビリティ・サービスとして、税務関連サービス、モビリティ戦略およびポリシー設計支援も行い、HR、赴任者、業務渡航者の皆様にシームレスな国境を越えた質の高いサービスを提供しています。
EYのPASモビリティリーダー、ニック・ポンドのコメント:
「WEDOFYは、過去15年以上にわたって20,000件を超える入管関連申請を行い、日本で毎年付与される就労関連ビザの約10%をWEDOFYが支援してきた実績を有しています。佐藤氏を始めとするWEDOFYチームの日本の出入国管理関連業務における豊富な経験が、EYのグローバルイミグレーションと広範囲なモビリティネットワークに加わることで、EYはクロスボーダーの人材移動におけるマーケットで最高のサービスを提供し、グローバルクライアントをさらにサポートすることができるようになると確信しています。EYはすでに統合型モビリティソリューションのマーケットリーダーですが、さらに彼らをEYのイミグレーションチームに迎え入れることは、私たちにとってもクライアントにとってもシナジーをもたらすことになるでしょう。WEDOFYとそのクライアントの皆様を歓迎します。」
WEDOFYの代表取締役社長である佐藤義一氏のコメント:
「国際企業人事サービス株式会社の代表取締役として、私は、クライアントをサポートしチームに新しい機会を提供する上で、ビジネスをより高い次元に引き上げたいと考えていました。私たちは日本におけるイミグレーションサポートの市場リーダーと自負しておりますが、真に統合されたモビリティ業務を提供するための、成長戦略を推進するパートナーを見つける必要がありました。EYは、グローバル・モビリティ・サービスの提供におけるマーケットのリーダーです。EYの投資とグローバルネットワークが、WEDOFYが次の段階に移行するための絶好の機会になると思いました。EYの新しい仲間と一緒に働くことを楽しみにしています。」
EYのPASパートナーでありEYGH代表、藤井恵のコメント:
「赴任者とその帯同家族のためのビザ申請手続きは、彼らの海外経験の最初の重要な部分であり、私たちはそれをシームレスにしたいと考えています。EYの統合的モビリティサービスにより、企業は、リスクを管理しながら、効率的かつ迅速に社員を海外に赴任させることができます。特にCovoid-19危機の後、国境閉鎖が解かれるにつれ、赴任と業務渡航の実行可能性は注意深い管理が必要となります。EYのイミグレーションおよび業務渡航の専門家からなる日本およびグローバルチームはすでにこの点についてモニタリングを行い今後の海外間異動がスムーズにいくよう準備しています。」
EYは、多様化するクライアントに対し、タイムリーで高品質なサービスを提供できるよう、引き続き努力を重ねてまいります。
免責事項:WEDOFYのEYGHへの合流は、本事業譲渡契約で定めた条項が満たされ、完了することを前提としております。本プレスリリースに含む内容は、発表当時のものであり、予告なく変更される場合があります。