タックス・テクノロジー・アンド・トランスフォーメーションのリーダーであり税理士。
2019年からEY税理士法人に参画。それ以前は他の四大税理士法人で、日系多国籍企業、外資系企業などの税務コンプライアンス、税務アドバイザリーM&Aトランザクションアドバイザリー業務にパートナーとして従事した経験を有する。
2012年から2017年まで、ビジネスプロセスソリューションズのアジアパシフィックのリーダーを、2015年から2018年までタックスマネジメントコンサルティング部門のリーダーを務める。
EY Japanに2020年7月に設置されたイノベーション・センター・オブ・エクセレンスのタックス部門のリーダーとして、EYのデータとテクノロジーで新たな価値を提供するリーディングファームとしての成長を加速すべく、内外のステークホルダーとの連携や共同開発に従事。
より良い社会の構築を目指すために
税務業務の高度化に取り組んでいます。BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)の検討、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入、税務申告書作成プロセスの自動化などを通じて省力化の支援をしています。いずれも従来は人がマニュアルで行っていたことを、テクノロジーで代替するものです。省力化というよりは人の代わりに作業できる優秀な税務ロボットや税務アシスタントを生み出すお手伝いをしているようなもの、と考えています。
加えて、AIの活用による税務業務の高度化にも取り組んでおり、日系大手メーカーにおける税務AIツールの導入支援なども行ってきました。これら取り組みの数々は、日本社会が直面している生産労働人口減少という課題への解である生産性向上につながり、より良い社会の構築への一助になるものと信じています。