EY LIVE ウェブキャストシリーズ サプライチェーンのイノベーション変革

新時代を迎え、各国の経済が発展する一方で、日常生活を乱す異常気象、賃金格差、価値観の強要といった新たな課題が浮上しています。そうした中で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行により、ステークホルダーは持続可能なサプライチェーン構築の必要性を改めて実感しています。

今回のウェビナーは、日本経済の原動である物流を止めないという指名を担う海運業にフォーカスします。他業種と比較した場合、ディスラプションの脅威、環境規制、労働力不足など、海運業には対応すべきアジェンダが多くあります。その中で、明確なパーパス経営を軸に、業界のデジタルトランスフォーメーションをリードする日本郵船様(以下、略敬称)の取り組みから、ニューノーマル時代のサプライチェーン変革に係るヒント、また同業だけでなくそこから得られる他業界・異業種への示唆を、ご参加の皆さまとご共有できればと思います。

プログラム:

11:30~11:40 Re-designing Supply Chain:「サプライチェーン戦略のデザインフィロソフィー」

EY Japan シニア・パートナー 田村 晃一

11:40~12:00 Architecture of Supply Chain:「持続可能なサプライチェーン、不確実性が高まる未来への対応」

日本郵船 執行役員 CIO代理 技術本部デジタライゼーショングループ長 鈴木 英樹 氏
NYKデジタルアカデミー学長 石澤 直考氏
Strategy and Transactions EYパルテノン パートナー 中川 勝彦、一之瀬 裕城

サプライチェーンの未来では、需要・供給側および関連ステークホルダーが常にconnectedされ、今まで収集・解明が困難であったデータの共有化が行われます。しかし、connectedされるだけでは事業全体が効率化されるわけではありません。データの管理・分析の容易性を追求するには、各ステークホルダーと“規格の標準化”を構築することが必要不可欠です。日本の海運業界では、企業が壁を越えてデータの共有、ガバナンスを確立したデータ共有の共通基盤構築を推進しています。高い公平性・信頼性・独立性が求められる中、健全かつ恒久的な運営をどのように推進すべきか日本郵船とEYで解説・ディスカッションをします。

12:00~12:15 Architecture of Supply Chain 質疑応答

12:15~12:35 Beyond Supply Chain:「サプライチェーンからエコシステム、パーパス経営が問われる時代へ」

日本郵船 執行役員 CIO代理 技術本部デジタライゼーショングループ長 鈴木 英樹 氏
NYKデジタルアカデミー学長 石澤 直考 氏
MarCoPay CEO 藤岡 敏晃 氏
Strategy and Transactions EYパルテノン パートナー 中川 勝彦、一之瀬 裕城

日本郵船は、デジタル化の推進にあたり“標準化”をキーワードに、伝票技術、自動認識技術や情報識別の業界標準化を進めており、実現に向けて自らトレンドを作るオリジネーターの立場を業界で確立してきました。日本郵船が業界全体のエコシステム拡大を進める中、全ステークホルダーが同一の方向性で事業を推進するために、どのようなパーパス経営を推進し、共感していただいているのか解説していきます。また、Long-term Valueを実現する上でパーパス経営はどのような視点で構築するべきか、多様な産業とどのように連携するべきか、最終的に「節度あるグローバル寡占」の在り方としてどのような形があり得るのか、日本郵船とEYで解説・ディスカッションをします。

12:35~12:50 Beyond Supply Chain 質疑応答

12:50~13:00 クロージング

*プログラムの内容は変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ゲストスピーカー:

鈴木 英樹 氏
日本郵船 執行役員 CIO代理 技術本部デジタライゼーショングループ長

国際基督教大卒。1987年、日本郵船入社。
主に定期船、自動車船事業に従事。ドイツ駐在、MTI(Monohakobi Technology Institute)創設、内閣府規制改革推進室参事などを歴任。
2018年5月、次世代ソリューション開発のためシリコンバレー駐在。2019年4月より現職。

石澤 直考 氏
日本郵船 NYKデジタルアカデミー学長

一橋大学商学部卒。1991年、日本郵船入社。
鋼材・完成車などの不定期船や南米東岸アフリカ航路などの担当を経て、2004年に日本郵船グループの技術開発子会社MTI設立とともに出向。ICタグ技術を利用した物流サービスの開発に携わる。
2006年から14年までバーコード、ICタグの国際標準規格団体GS1・EPCglobal(本部ブリュッセル)物流部会共同議長を務める。NYK Auto LogisticsIndia/ NYK Line India(インド)に出向の後2019年4月より現職。

藤岡 敏晃 氏
MarCoPay President CEO

慶應義塾大卒。2000年、日本郵船入社。
定期船部門、企画部門を経て在ベルギーNYK Bulkship Atlantic出向。
社長業務秘書を経て、Fintechを活用した船員向けライフサポートプラットフォームMarCoPayを立ち上げ。

EY 登壇者:

田村 晃一
EY Japan
シニア・パートナー

Strategy and Transactions 日本マーケッツ統括、グローバルクライアント数社のシニアクライアントサービスパートナー。2018年5月より現職。EY以前の10年間は世界最大手コンサルティングファームで種々のリーダーシップの役割を担う。1992年よりコンサルティング・PE投資会社などにおいてM&A、投資銀行、PE投資業務などに従事。勤務地はNY、LA、東京、ロンドン、シンガポールに及ぶ。パッションとしてプロボノプロジェクトおよび種々グローバルリーダーシップ育成プログラムを推進。

中川 勝彦
Strategy and Transactions
EYパルテノン パートナー/マネージング・ディレクター

グローバルストラテジーオフィス全体統括、20年以上の戦略コンサルティング経験を有し、企業変革、DX、M&A、海外市場参入、組織・事業再編等の経営重要課題に対する多くの実績を持ち、日系企業経営トップレベルとのプロジェクト、セッションを通じて日本社会の変革をリードする取り組みを行っている。グローバルストラテジーオフィスリーダーとしてEY海外オフィスと連携し日系企業のクロスボーダーでのエコシステム形成、トランスフォーメーションを実施するプログラムを推進。

一之瀬 裕城
Strategy and Transactions
EYパルテノン パートナー/マネージング・ディレクター

SaT TMT –Media & Entertainment セクターリーダー、Innovation&Digital全体統括、クロスボーダー案件を中心にM&Aアドバイザリー業務全般(M&A戦略立案、ターゲットスクリーニング、デューデリジェンス、バリュエーション、PMIおよびDivestiture)に幅広く従事。EY参画後は、主にグローバルレベルの大型事業売却に係るプランニングから実行までを多数支援。近年ではDigital M&Aおよびエコシステム形成戦略に係るさまざまな検討を主導・支援。ロンドン大学(UCL)理学士号。

日時:2021年1月29日(金)11:30~13:00
参加費用:無料
対象者:C-Suite、経営層、経営企画、経営戦略、事業開発などの担当者
主催:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

ウェブセミナー 視聴お申し込み

※フリーのメールアドレスでのご登録はできません。
※コンサルティングファームなどの同業他社、および公認会計士・税理士などの同業者のお申し込みはご遠慮願います。
ウェブセミナー視聴のトラブルシューティングはこちらからご確認ください。

お問い合わせ

E-mail

プレゼンター

EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

ウェブキャスト

オンデマンド視聴可(2022/1/29まで)

時間 現地時間

  • Facebook
  • LinkedIn
  • X (formerly Twitter)