香港 - キャリードインタレストに関する優遇税制の法案が可決

香港 Tax Alert - 2021年4月28日

2021年4月28日に、2021年度内国歳入法改正案(キャリードインタレストに対する優遇税制)(以下、「法案」)は、立法議会における第三回の審議で可決されました。当該可決済みの法案は、2021年5月7日(金曜日)に政府官報に掲載され、正式に香港の法律(以下、「新法」)になる予定です。

新法は、ほぼ原法案のまま可決されました。本新法では、2020年4月1日以降に適格者が香港で適格支払人に提供した投資運用サービスから受け取った、または発生した適格キャリードインタレストにかかる事業所得税率が0%となることを規定しています。ただし、当該適格キャリードインタレストは、当該適格支払人との対象取引から生じる利益であり、かつ実質的な活動要件を満たす必要があります。適格従業員の場合、新法に基づいて適格キャリードインタレストから支払われた給与の100%が、当該適格従業員の給与所得税の計算より除外されます。

このアラートでは、新法についての弊事務所の見解を説明します。

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