2023年8月人材・組織関連の注目キーワード出現率ランキング
EY PCチームでは毎月Webメディアなどで配信された人材・組織関連記事を中心にキーワードの出現率を集計しています。今回は2023年8月に配信された約263本の記事を対象に、前月の順位との比較も合わせて出現頻度上位、急上昇キーワードをご紹介いたします。
※単一事象に関する重複記事、新規サービス案内、シンポジウムやセミナー告知、企業提携・導入・認証取得などの公表、各社の人事トピックなどを除く。
※1記事に複数回キーワードが出た場合は1回とカウント。
- 生産性(5位→2位)
先月の頻出語と比較して情報開示と制度改定の話題が落ち着き、先々月と近いトピック構成に戻ったような感のある8月でした。その中で、生産性に関する記事が目立って増えていました。後ほど紹介する2トピックも生産性に関する話題ですし、その他にも働き方改革や要員計画など、多くの人事施策で「生産性」が外せないキーワードになっているようです。ただ、生産性を数字で語った記事は2件(1件はリモートワークの生産性を評価した海外記事の紹介、もう1件は学校の残業削減率)しかなかったという事も、併せてご紹介しておきます。
- IT(9位→3位)
一時急激な増加を見せたDX(4位⇒7位)という表現は徐々に減少傾向にあり、AIやChatGPTなどの具体的な話題へと関心がシフトしているようです。その話題の具体化に伴い、用いられる言葉もITに流れる(例:DX人材というのはすなわちITスキル保有者である、のような呼び方の変更)動きが一部見られました。ソリューション提供側としても、テクノロジーによる負の影響を真っ先に受けるグループとしても、既存のITに再注目が集まっているのかもしれません。
- リモートワーク(22位→8位)、テレワーク(43位→12位)
コロナ五類化を受け、再び「リモートワーク」「オフィス回帰」議論が再燃しています。海外でもGoogleやメタ、ZOOMなどのIT企業が原則出社やハイブリッドワークの方針に切り替えを行っていますが、経営者はリモートワークの業務効率の悪さを憂慮しているようです。特にグローバルな研究でも日本はリモートワークを嫌う(出社を好む)風潮が強いと言われていますが、推進派も反対派も概念的な話に終始しがちなため、しばらくは論争が続くものと考えられます。
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