EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
大学では、文理融合系の学部で主に科学史や哲学思想史を学びました。在学中から通っていた就労移行支援事業所である株式会社Kaienを通じ、2022年に実施されたEY Japanのインターンシップ「Diverse Ability Program」に参加。2週間のプログラム中に、EYが手掛ける業務の説明会や職業体験、グループ課題(提案活動の模擬ディスカッション)などを経験しました。インターンシップ中にDiverse Abilities Center(以下DAC)設立の告知があり、求人が出たためすぐに応募、採用され現在に至ります。
EYのメンバーの人柄が一番の決め手です。インターンシップ中、それまでの人生で経験したことのないような褒め方をしていただき、とてもモチベーションが上がりました。
また、ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)やパーパス経営に対して、EYのメンバーの一人ひとりが自分なりの目的やバックグラウンドに基づいた話を聞かせてくれたことで、DE&Iのカルチャーが浸透しているのだな、という印象を受けました。「組織としての一貫性がある」と感じたことを覚えています。
所属はAccount Sector Newsletterチームで、各業界や重点クライアントに関係するニュースを集め、社内向けに週1回ニュースレターを配信しています。Factivaというオンラインデータベースや、各社のプレスリリースを中心に収集したデータをExcelにまとめ、Outlookで出力する、という流れです。
このニュースレターは、クライアントへの営業活動に従事する部署にとって有益な最新の情報を提供することが目的で、DAC設立に伴い始まった取り組みです。そのため、過去の業務事例がなく、当初はいろいろと試行錯誤することもありました。始めは、先輩のメンバーの要望に沿ったキーワードのみで検索をしていましたが、業務を進めていくうちに、求められる検索結果を出すためには、単純作業では不十分だということが分かりました。現在はより良い検索結果が出るように他のキーワードもプラスするなど、自分なりに工夫するよう心がけています。
発達障害に特化した支援事業所から出向している支援員・指導員が常駐しているため、気軽に相談することができ、心強いという点が挙げられると思います。私は社会人として働くのが初めてなので、入社当初はそもそも1日の流れが分かりませんでした。ですので、仕事をする上で「何から手を付けてどう進めればいいか」といった、非常に初歩的な部分から教えてもらえたことがありがたかったです。
また、抜け漏れがあるタイプなので、始業や終業時のミーティングで重要な予定やTo Doを確認してもらえることも、助かりました。こうした定例ミーティングは生活面での区切りにもなり、メリハリを付けられるようになったと思います。
EYでは、入社時の研修制度がとても充実しています。コンプライアンスや情報セキュリティなど「最低限、ここには気を付けなければならない」というポイントが研修を受けることにより最初にインプットされるので、安心感を持って働くことができました。
また、リーダーシップやパーパス(存在意義)など、チームで協業する上で知っておくべきことも、Eラーニングで学べます。こうした講座は「EYのメンバーファームで働く上で、根底にある大切なものは何か」ということを固めてくれるので、非常に有益だと思います。
「周囲の人からの信頼を得て、業務を行う」ことです。日々、周りの人に助けられているので、恩返しができたら、という気持ちがあります。生活面でも仕事面でも、まずは関わりのある方々からの信頼を得て、これまでしていただいた事へのお返しをしていきたいです。
DACのメンバーは契約社員からスタートし、最長3年後までに正社員となることを目標としています。ですので、私も中期的には正社員になることを目標としており、そのために、日々の業務の精度を高めていくことが大切だと考えています。また、今後業務が変わった場合にも生かせる重要なことを学んで、社会人として成長していきたいという思いがあり、各種Eラーニングの受講も短期目標として計画しています。
私の業務は、EYのシニアポジションの方々をサポートする内容です。直接フロントラインに立つことはありませんが、縁の下の力持ちとして「EYの人を通して社会に貢献する」ことが、自分のBuilding a better working world (より良い社会の構築を目指して)だと考えています。仕事の質を高めて、少しでも多くの人の役に立てるようになりたいです!
自分が就職活動をする中で「書類と実際の自分の間に乖離がある」「こう書いたものの、自信がない」と感じた瞬間がありました。私は納得しないと実行できないタイプなので、書類に書いた文字列を暗記して読むだけですと「忘れてしまったらどうしよう」と不安になってしまうのです。一方、書いた内容に納得していれば、たとえ面接で細かい部分を言い間違えたとしても、芯はブレず自信を持って伝えることができます。ですので、就活中の皆さんには、ぜひ「履歴書に書いた内容を自分のものにしていく」ステップを踏んでいただくことをお勧めします。
私の場合は、就労移行支援事業所の人などに相談する中で「あなたのここがいいね」といった言葉をいただいたことで、自分の行動に対する自信がついていく、という経験をしました。ですから、自己分析だけではなく、人との関わりを通して学んだことを、自分への理解に生かすのも良い方法だと思います。
就職活動では、企業との相性も大きな割合を占めます。EYがいいな、と感じるところがありましたら、ぜひ応募していただければと思っています。