EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
現在公表されている新リース基準(案)では、以下の方針とすることが提案されています。
本基準は2023年5月2日に公開草案が公表されており、仮に2024年3月末までに会計基準が最終化された場合、2026年4月1日以後開始する連結会計年度および事業年度の期首から強制適用となる可能性があります。適用にあたっては、会計基準の内容を正確に理解した上で、会計処理、契約内容、業務プロセスおよびシステムに関する検討が必要となるため、企業の状況等によっては適用にあたり一定の時間を要することも想定されます。
また、一般的な適用までのプロジェクトの進め方として、調査対象範囲を検討した上で影響度調査を実施します。その後に抽出された論点を基に適用までのスケジュールや対応方針を策定(フェーズ1および2)し、当該スケジュールに基づき論点検討を実施(フェーズ3)して会計方針を決定します。
会計方針が決定した後は、実際の情報収集プロセスや具体的な数値の集計・計算方法の検討、関連するITシステムの導入やトライアル等を行うことでグループ各社への展開を行っていくことになります(フェーズ4)。
基準適用後においても、新しい業務プロセスを継続して運用していくためのリソースの確保や社内ルールの標準化、会計処理や開示のために情報収集などを行うことが考えられます(フェーズ5)。
当法人では、貴社に対して新リース基準適用に向けたフルパッケージでの移行支援をご提供することはもちろん、多様なニーズに合わせて以下に記載のサービス例を個別にご提供することや対象会社を特定した支援も可能です。
なお、EY新日本有限責任監査法人の監査クライアントに対しては、業務提供可能な範囲について個別相談が必要となります。