EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
私たちEY新日本有限責任監査法人(以下、EY新日本)は、不確実性が増すこの激動の世界において、果敢に挑戦を続ける皆さまの「トラステッド・パートナー」として、共に未来を切りひらいてまいります。
昨今のグローバル経済は、AIやデジタル技術の急速な進展、サイバーセキュリティリスク、地政学リスク、そして環境への関心の高まりなど、さまざまな要因によって劇的に変化しています。このような変革の時代において、私たちは、EYのパーパス(存在意義)である「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」の実現のため、ステークホルダーとの深い対話を通じて認識した経営課題などに対して、セクターの知見とEYのグローバルネットワークを駆使し、トラステッド・パートナーとして付加価値のあるインサイトを提供します。
EY新日本は、日本で最初に設立された監査法人にルーツを持ちます。創設者 太田哲三の日本経済の健全な発展に貢献するという意志を引き継ぎ、半世紀以上にわたって、深度ある監査により資本市場に信頼性を与えるとともに、アドバイザリーサービスの領域も拡大させてきました。例えばサステナビリティにおいては、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が公表した開示基準の導入支援や保証業務を通じて、健全な市場形成を支えます。監査法人としての強みを生かし、信頼性を支える制度整備やルールメイキングにも貢献しています。さらに、複雑化・高度化する課題に対して高い専門性と指導性を発揮し、クライアントの皆さまの経営判断や変革を力強く後押ししています。
また、テクノロジーの急速な進展により、ビジネスの業務変革が加速しています。EYは、グローバル規模で10億米ドルをテクノロジーへ投資し、生成AIを搭載したツールの導入やAIエージェントの活用を進めています。EY新日本においても、財務報告の誤謬の早期発見や、膨大なデータに私たちの強みであるセクター知見を融合させた分析に基づくインサイトの提供といった、資本市場の信頼性に寄与する具体的な成果が表れています。クライアントの皆さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)も支援し、業務の効率化と競争力の向上を実現するためのソリューションを提供し続けます。
資本市場の健全な発展をステークホルダーと共にリードしているのは、豊富な経験を持つプロフェッショナルです。幅広いセクターにおける深い知見を提供するため、組織内の多様性を尊重し、個人の能力を伸ばしています。監査とアドバイザリーのシナジーを加速させるグローバルなプロフェッショナルを育成し、自律的かつ多角的な視点で業務の品質を高め、複雑な課題に対する解決策を見いだしていきます。
私たちが目指す未来は、持続可能で包摂的な経済社会の実現です。EY新日本は、最先端のデジタル技術を駆使し、ステークホルダーとの対話を重視することで、社会から信頼される存在であり続けます。卓越した知見に基づいた革新的なサービスを提供し、変化を恐れず挑戦を続けることで、未来を切りひらいてまいります。
EY新日本有限責任監査法人 理事長
松村 洋季