EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
2023年6月26日、国際サステナビリティ基準審議会 (ISSB) は、最初の2つのIFRSサステナビリティ開示基準を公表し、国際企業報告の新しい時代を開きました。
ISSBは、2024年1月1日以降に始まる年次報告期間に適用される最初のIFRSサステナビリティ開示基準として、IFRS S1「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項」とIFRS S2「気候関連開示」を公表しました。
また、「気候関連を優先」する経過的な救済措置が利用可能であり、その場合、企業はIFRS S1及びIFRS S2を適用する初年度については気候関連のリスク及び機会のみを報告することが認められました。
IFRSサステナビリティ開示基準の強制的な適用は、各法域の承認(エンドースメント)または規制プロセス次第です。また、IFRSサステナビリティ開示基準の適用は、IFRS会計基準の適用とリンクしていません。
英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
ISSB issues inaugural IFRS Sustainability Disclosure Standards
EYのIFRS専門家チームは、国際財務報告基準の解釈とその導⼊にあたり、企業が直⾯する問題を精査します。
IFRS財務諸表記載例、日本基準とIFRSの比較、毎期決算上の留意点などのIFRSプロジェクトにおいて有用な基本ツールをご紹介します。
「情報センサー」は EY新日本有限責任監査法人が毎月発行している定期刊行物です。国内外の企業会計、税務、各種アドバイザリーに関する専門的情報を掲載しています。