EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EY新日本有限責任監査法人は、日本で最初に設立された監査法人にルーツを持ちます。
創設者 太田 哲三の「日本経済の健全な発展に貢献する」という意思を引継ぎ、半世紀以上にわたり、深度ある監査により資本市場の信頼性を支えてきました。
昭和44年1月 社是(太田哲三書)
1889年(明治22年)静岡県清水市に呉服屋の末子として生まれる。1913年東京高等商業学校(現一橋大学)専攻部を卒業後、一橋大学、中央大学等で教鞭を執る。1923年に論文「会計上の資産」を発表。日本の会計学界が静的会計論の段階から動的会計論の段階に進展するための歴史的転機をもたらした。1948年GHQから企業会計制度改善のための委員会設置を求められたことを契機に、大蔵省(現財務省)の要請を受け公認会計士制度の制度設計を主導し、日本における公認会計士の地位の確立に大きく貢献した。彼の活動は、戦後の日本の会計制度の発展において重要な意義を持ち、現在の会計士制度の基盤を築く一助となった。1950年には日本公認会計士協会の初代会長に就任。生涯をかけて日本の会計制度の発展に重要な役割を果たした。
日本の会計学者、公認会計士。一橋大学名誉教授。商学博士(一橋大学)。EY新日本有限責任監査法人の前身である監査法人太田哲三事務所の創設者であり、日本公認会計士協会の初代会長。実業界では長浜ゴム工業(のちの三菱樹脂)社長を2年間、三菱化成(三菱ケミカルホールディングスの前身)監査役を最晩年まで務め、逝去後に従三位及び勲二等瑞宝章が追贈された。