EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
2024年4月以降に開始する事業年度が対象となるグローバル・ミニマム課税(BEPS2.0 Pillar2)や欧州のPublic CbCR開示、ESG税務ガバナンス開示などにより、多国籍企業の租税回避や所得移転の抑制が求められ、税務情報の開示が拡充されています。これに対応するため、企業は本社主導の税務ガバナンスを強化し、外部開示を念頭に税務戦略を策定し、透明性と整合性のあるグローバルデータ収集・開示プロセスを構築する必要があります。また、税務データ収集のメリットとしては、企業が税務リスクや財務リスクを回避するための、適切な経営判断を行うことができます。
しかし、こうした税務体制の強化を担うべき人材が若手を中心に大幅に減少している中、日々増え続ける業務量をこなすためにもシステムの効率化が不可欠となっています。
本ウェブキャストでは、税務におけるグローバルデータ収集・開示プロセス課題を解説し、多様な税務情報の収集を一元化するための一案としてテクノロジー活用の事例をご紹介いたします。
日時: 2024年3月4日(月)15:00~16:00
形式: オンライン
対象者: 経営企画、経理・財務、事業企画、情報システム部門の方
参加費用: 無料
主催: EY Japan
共催: 株式会社アバント
【プログラム】
15:00-15:05
・今回を含めた本セミナー・シリーズの全体像
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ビジネスコンサルティング アソシエートパートナー
山岡 正房
2014年に EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社入社後、クライアント企業のCFO部門向けに制度対応から業務プロセス改革、組織体制の見直し、グループ経営管理の強化、デジタルの活用など、さまざまな変革支援をリード。近年はファイナンスDXおよびトレジャリー領域にフォーカスし、関連プロジェクトの責任者を務めるとともに、新たなコンセプトやソリューションの開発に取り組む。
15:05-15:20
・税務におけるグローバルデータ収集・開示プロセス課題
EY税理士法人 グローバル・コンプライアンス・アンド・レポーティング パートナー
上田 理恵子
外資系金融機関を経て、大手税理士法人にて多国籍企業の移転価格税制および国際税務アドバイス業務に従事。日系企業の国内・国際税務にかかる税務ガバナンス体制の構築、業務プロセス構築・改善、税務DX推進を支援するコンサルティングを専門とする。
15:20-15:35
・税務データと制度・管理会計データのコラボレーションを実現するAVANT Cruise
株式会社アバント マーケティング戦略部 部長
泉澤 渉 氏
三菱電機での研究開発、EMC(現DELL EMC)および日本オラクルにおけるデータウェアハウス・EPM/BI事業へを経て、2011年ディーバ(現アバント)へ参画。経営管理システム(CPM)事業の立ち上げに従事し累積100社に上る経営管理システムの事例・実績をリード。CPM事業部長、東日本第2事業部長を歴任し、2022年より現職。
15:35-15:55
・テクノロジーを活用した税務・財務の実例
株式会社アバント マーケティング戦略部 部長
泉澤 渉 氏
EY税理士法人 タックス・テクノロジー・アンド・トランスフォーメーション パートナー
山口 君弥
日系多国籍企業に対する税務・会計領域のトランスフォーメーションを専門とする。税務部門の戦略策定、グローバル税務ガバナンス構築をはじめ、税務プロセス改革、テクノロジー導入まで総合的なコンサルティングの提供実績がある。EY税理士法人で税務アドバイザリー業務に従事した後、事業会社(経営管理)および大手総合コンサルティングファームを経て、2017年より再びEY税理士法人に参画し、現職。
15:55-16:00
・Closing
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※プログラム・講師は変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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オンデマンド視聴期限:2025年3月3日
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