EY インパクトラウンドテーブル:上場企業によるインパクト創出・開示の最前線

インパクトの創出・可視化・開示に先進的に取り組まれている上場事業会社や金融機関をお招きし、その意義や実務上の課題、今後のあるべき姿について自由闊達(かったつ)に議論を行います。

近年、インパクトに関する取り組みを企業が自ら開示・発行する事例が増加しています。

そもそも、上場企業においては、統合報告書の発行や価値創造モデルの掲載が一般化しており(2023年12月末時点で943社が発行1)、この中では多くの企業が事業活動の結果としての社会や環境へのインパクトにも言及する例が増加しています。これらインパクトについて、より具体的に可視化し開示を行うことで、サステナブルな社会の実現に貢献するための取り組みについて透明性を確保し、信頼性を向上することが可能となり、企業価値の持続的向上に貢献することが可能となります。

日本国政府としても、内閣官房に設置されている「新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議」が2024年6月に発表した「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024年改訂版」において、社会的課題を解決する経済社会システムの構築として、インパクトの創出や可視化の支援について明言しています2。また、これに先立つ2023年11月には、インパクト実現を図る経済・金融の多様な取り組みを支援する観点から、「インパクトコンソーシアム」が設立(事務局:金融庁)されており、複数の分科会で議論が進められています3。

本イベントでは、各業界においてインパクトの取り組みをリードするインパクト先進企業に、その取り組みの背景や意義、実務についてご紹介いただいたのち、直面している課題や今後のあるべき姿についてパネルディスカッションを行い、議論を深めます。
 

(出所)

  1. 企業価値レポーティング・ラボ 「日本の持続的成長を支える統合報告の動向 2023」、https://cvrl-jp.com/archive/pdf/list2023_J.pdf (2024年9月25日アクセス)
  2. 内閣官房「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024年改訂版」、https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/ap2024.pdf (2024年9月25日アクセス)
  3. インパクトコンソーシアム、https://impact-consortium.fsa.go.jp/ (2024年9月25日アクセス)


日時:
2024年10月25日(金)16:00-17:45頃
受付締切:10/25(金)14:00まで
対象者:CSuO、経営企画担当、サステナビリティ担当、開示担当、IR担当など
参加費:無料
言語:日本語
主催:EY新日本有限責任監査法人

 

プログラム

16:00~16:05 開会のごあいさつ

  • EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 シニアマネージャー 堀川 真人

16:05~16:45 プレゼンテーション ~各登壇企業のインパクト取り組みの意義・実務~

16:45~17:30 パネルディスカッション

  • エーザイ株式会社 執行役 サステナビリティ担当 兼 コーポレートコミュニケーション担当 佐々木 小夜子氏
  • 住友金属鉱山株式会社 執行役員 サステナビリティ推進部長 矢野 三保子氏
  • 株式会社丸井グループ 執行役員 サステナビリティ部長 兼 ESG推進部長 塩田 裕子氏
  • 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 執行役員 グループCSuO 髙梨 雅之 氏

17:30~17:40 閉会のごあいさつ

  • EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 パートナー 中村 辰也

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お問い合わせ

堀川 真人

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