EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤聡、以下「EYSC」)と「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、このたび空飛ぶクルマ事業における戦略コンサルティング契約(以下「本件契約」)を締結したことをお知らせします。なお、本件契約に基づく、SkyDrive の2025年度の事業開始のための支援プロジェクト(「本プロジェクト」)は、EYSCのサービスラインの一つであるストラテジー・アンド・トランザクション内の戦略コンサルティングチーム EYパルテノン が主導します。
国内外のエアモビリティサービス、空飛ぶクルマ(eVTOL)や物流ドローン等の領域におけるコンサルティングの実績および知見を豊富に有するEYパルテノンのコンサルタントがSkyDriveエアモビリティ事業における国内外の市場・競合調査、事業戦略・ロードマップ、事業計画策定やプロダクト・サービス開発など多岐に渡る領域でコンサルティングサービスを提供します。
また、EYSCが属するEYのグローバルネットワークでは、企業の社会的責任を果たすべく、持続可能でインクルーシブな成長に向け、SDGsなど現代の大きな課題への取組みを拡大し、注力していくことを目的としたEY Ripplesというグローバルプログラムを推進しています。本件契約もEY Ripples活動の一環であり、SkyDriveの「空飛ぶクルマ」や「物流ドローン」事業がもたらすと考えられている、脱炭素・生活弱者の救済などのSDGsの課題解決などを目的として締結されました。EYSCは、本プロジェクトを 通じて、将来のエアモビリティ社会の実現、そして社会問題の解決や持続可能でインクルーシブ(包摂的)な成長の実現を目指し、貢献して参ります。
※1 空飛ぶクルマとは:
正式名称は「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL: electric vertical take-off and landing)」。電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されている。今後に向けて経済産業省・国土交通省により、2025年事業開始、2030年の本格普及に向けた ロードマップが制定されている。