EY Japanは、2021年11月18日、日本能率協会マネジメントセンターより書籍「HRDXの教科書-デジタル時代の人事戦略」を出版します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が企業変革の鍵とされる中、デジタル変革からは一見縁遠い組織・人材の変革がDXの成功には必要不可欠であることが各種調査で明らかになっており、DXと組織・人材の変革を組み合わせた効果的なアプローチが今求められています。
本書の著者であるEYのピープル・アドバイザリー・サービスは日本で230名超、世界で1万3千名超(2021年10月現在)を擁するグローバル組織・人材コンサルティング組織であり、本書では国内・海外で行ってきた数多くのプロジェクト経験やクライアントとの討議内容を再構成・体系化しました。ソニーピープルソリューションズ、メルカリ、サイバーエージェント、三菱UFJ銀行、アステラス製薬、SAPジャパン等、HRDX先進企業のHRリーダーたちによる事例も含まれており、現在求められているHRの役割や戦略がわかりやすく解説されています。
また本出版に連動し、HRDXに関するEY Japanウェブキャスト(全5回)を来年に予定しています。第1回は、経済協力開発機構(OECD)科学技術産業局次長、総合科学技術会議議員、内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員を歴任され、日本や世界の科学技術動向およびイノベーション、Society 5.0や人間中心社会の実現する深い知見と経験を持つ理化学研究所理事 原山優子様の基調講演で「HRDXと人間中心社会の実現」(仮題)を開催予定です。
EYのBuilding a better working world(より良い社会の構築を目指して)というパーパス(存在意義)実現のため、本書における印税はEY Ripplesというプロボノ活動を通じて支援している公益団体チャンス・フォー・チルドレンに全額寄付します。
EYアジアパシフィック ピープル・アドバイザリー・サービス 日本地域代表 パートナー
鵜澤慎一郎のコメント:
「人事の世界でもDXが盛り上がる中、企業変革や人事課変革を推進する方々の役に立ちたいという思いから本書執筆にいたりました。私たちの経験や方法論を体系化し、出版という形で世に出すことが出来たのは、さまざまなクライアントの皆様からの示唆や関わる中で得た経験の積み重ねであり、改めて感謝申し上げます。また、人に関わる事業をしている者として、次世代の子供たちや貧困家庭への支援は大事なライフワークであり、EY Ripples というプロボノ活動を通じて出会った一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ代表理事鈴木栄様や公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン今井悠介様に感謝申し上げます」
一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 代表理事
鈴木栄様のコメント:
「プロボノパートナーとしてEYの皆様は、一人ひとりが熱心に非営利団体の社会貢献拡大に関わって下さり、まさに『より良い社会の構築』を体現されています。今回の印税のご寄付は、営利事業と非営利事業における社会貢献を直接的に結ぶ、さらに一歩踏み込んだ社会貢献へのコミットの表れだと受け止めております。EYの皆様の幅広い支援に深謝すると同時に、事業のますますの発展を祈念いたします」
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事
今井悠介様のコメント:
「EYの皆様には、プロボノ活動を通じて、「組織作り」を継続的に支えていただいています。困ったときは何でも相談できる頼れる存在であり、熱心に関わってくださる皆様からは何度も勇気をいただいています。今回、日頃からのご支援に加え、印税のご寄付をいただけることに心から感謝いたします。寄付金は、子供たちを支えるために大切に使わせていただきます。EYの皆様からの温かいご支援と期待をしっかりと受け止め、活動を続けてまいります」