EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、以下、EYSC)は、本日、クライアントの戦略策定から、その実現のためのトランザクション(M&A)、トランスフォーメーション(変革)を一元的に支援するため、戦略担当部門であるEYパルテノンを中心に組織を一体的に再編し強化することを発表します。
予測できないレベルで変動する事業環境において、企業は短期間かつ確実に成果を出すことが求められています。その実現のためには、従来のサービスの切り分けではない、さまざまな領域の専門家のコラボレーションによる包括的かつ迅速でシームレスなサービス提供が求められています。
EYSCはこれまで以上にシームレスにサービスを提供するため、組織を一体的に再編した「ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション」部門を新設し、クライアントの複雑な課題によりスピーディーに対応できるようにします。
主な強化点
- 戦略コンサルティング「EYパルテノン」の拡大・強化
EYSC内に複数あった戦略関連チームを戦略担当部門「EYパルテノン」に集約し、戦略からトランザクション・トランスフォーメーションまで1つの部門でサービスを提供する体制に移行します。
- 戦略とデータサイエンスを一体運営
データサイエンスチームがEYパルテノンと一体となって運営することにより、最先端のデータサイエンスの知見をもとに行う大量データ解析を通じて新たな付加価値を提供します。
- 「ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション」部門を新設し、組織を再編
「ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション」部門を新設します。当部門には、戦略、トランザクション、トランスフォーメーションを一元的に行う戦略担当部門EYパルテノンに加え、カスタマーエクスペリエンス、サプライチェーン、ファイナンスの変革を担うトランスフォーメーション部門、業種専門組織であるセクター部門が統合されます。これにより、セクター部門と戦略部門が起点となり、戦略からトランザクションとトランスフォーメーションを一気通貫で支援する体制を強化します。
ストラテジー・アンド・トランスフォーメーションリーダー パートナー 吉川 聡は、次のように述べています。
「EYの主要な4つのサービスライン(アシュアランス、税務、ストラテジー・アンド・トランザクション、コンサルティング)のうち、2020年10月にストラテジー・アンド・トランザクションとコンサルティングを統合してEYSCが設立され、このたびさらに、組織内でサービスラインの統合・再編をしました。今回の統合は、業界でも先んじた取り組みであり、クライアントを成功に導く持続可能な価値の提供をより強固にすると確信しています」
また、ストラテジーリーダー パートナー 篠原 学は、次のように語っています。
「環境変化が激しい中、短期のみならず中長期視点での企業価値向上を求められる企業のCXOは、戦略立案から実行までを内外のリソースを組み合わせながらスピーディーに実施することが求められています。EYSCは今回の再編を経て、戦略からM&Aを含めた実行支援を最適な体制で提供できるファームに変革し、クライアントの価値向上にコミットしていきます」