- EY Japanと経済産業省、共催企業が地方の支援者と2022年7月から共同開催
- Entrepreneurship 部門特別賞は株式会社オーナーの佐々木 敦斗 氏
- Innovation 部門特別賞は株式会社Co-LABO MAKERの古谷 優貴 氏
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)と経済産業省、三井不動産株式会社、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社丸井グループ、スパークル株式会社(旧株式会社MAKOTOキャピタル)、株式会社博報堂、および一般社団法人交通都市型まちづくり研究所は、持続可能な社会の実現を目指し、地域経済・社会的課題の解決に取り組む地方起業家の育成、その事業の拡大を図ること、および地方創生に資することを目的としたアクセラレータープログラムを2022年7月から共同開催いたしました。その半年間の成果を発表するピッチ大会を12月20日にCIC Tokyoにて行い、株式会社TOMUSHIの代表取締役 CEOである石田 陽佑 氏が総合1位に選出されたことをお知らせします。
本アクセラレータープログラムでは、約半年間にわたるメンタリングプログラムや組織成長に関わるテーマでの月次勉強会などを実施しました。参加した起業家は、本プログラムで形成したネットワークを通して共催企業各社をはじめとする事業会社との協業検討などに取り組み始めており、それぞれの起業家の事業発展につながることが大きく期待されています。
本プログラムの4つの選考基準であるInnovation(イノベーション)、Entrepreneurship(アントレプレナー精神)、Growth(成長)、Social Impact(社会貢献性)に基づき、審査委員会は、プログラムに参加したスタートアップ企業11社による半年間の成果発表を審査した結果、総合1位に株式会社TOMUSHIの代表取締役 CEOである石田 陽佑 氏を選出しました。同社の昆虫の力を借りて有機廃棄物と食料問題の解決を目指す取り組みが評価されました。
また、選考基準に特別賞を設け、Innovation部門は株式会社Co-LABO MAKERの代表取締役CEOを務める古谷 優貴 氏、Entrepreneurship部門は株式会社オーナーの代表取締役社長である佐々木 敦斗 氏がそれぞれ選ばれました。
田村 晃一 審査員長(EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 ストラテジー・アンド・トランザクション 投資銀行事業本部 アジア太平洋地域統括 シニアアドバイザー)による総評:
「東北地方の社会課題に取り組む起業家たちから地方創生の大きな原動力を実感できました。医療や教育、研究開発の需要と供給のギャップを埋めるマッチメーキング、ESGやSDGsを自分事化する取り組みから、カブトムシと環境にやさしいゴミ処理の掛け算に至るまで幅の広い社会課題に取り組むイノベーションの原動力を関係者全員が肌で感じることができたすてきなひと時でした」
「AIやPlatform As A Serviceや開発型から、知財権で勝負するなど、多岐にわたるビジネスモデルが紹介されましたが、この中で共通する競争優位点は『人財』を中心とするもので、非常に爽やかな印象で多くの元気を頂きました。日本から世界へ、希望と夢の持てる人財とリーダーシップが育っているのを目の当たりにすることができました。ありがとう、そして、おめでとうございます」
各賞受賞者
総合1位