- EY Japanのプロボノ活動であるEY Ripplesを通じ、地方の支援者と共同開催
- 本プログラムを通じて中国地方の起業家のニーズに寄り添った育成・事業拡大を支援
- スタートアップコミュニティーのエコシステム形成への寄与と持続可能な地域と社会の実現を目指す
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、経済産業省が推進するJ-Startupプログラムの地域展開である「J-Startup WEST」の協力の下、持続可能な社会の実現を目指し、地域・社会的課題の解決に取り組む地方起業家の育成、その事業の拡大、および地方創生に資することを目的としたアクセラレータープログラムを2023年11月から2024年3月まで、中国地方の支援者と共同開催することをお知らせいたします。
今回、プログラムの対象となる中国地方は、人口減少や産業構造の変化が進む一方、潜在力を持つスタートアップ企業が数多く存在します。当プログラムは経済産業省のJ-Startup WEST企業をはじめ、中国地方に縁のある起業家に対して、それぞれの企業が抱えるさまざまな課題を個別具体的に解決するため、特性・ニーズに合わせた人材・情報などを多岐にわたる分野の企業と協力してスキルを無償提供するEYのプロボノ活動である「EY Ripples」を通じて提供し、事業拡大をサポートするものです。またその活動を通して中国地方のスタートアップコミュニティーのエコシステム形成に寄与し、持続可能な地域と社会の実現に取り組みます。
EYはそのパーパス(存在意義)である「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」のもと、クライアント、EYのメンバー、社会のために持続可能な長期的価値(Long-term value、LTV)の創出を目指した取り組みを行っています。その一環として、今回、同様の趣旨を有する多様な関係者と一緒に当アクセラレータープログラムを展開し、地域起業家の育成、支援を通じて企業の持続的成長と地方創生に貢献できることを目指します。
経済産業省/J-Startup WEST事務局のコメント:
「本支援策は、『J-Startup WEST』選定企業が抱えるさまざまな課題を個別具体的に解決するために、「J-Startup WESTサポーターズ」であるEY Japanが用意していただいた大変効果のある取り組みであり、事務局として大変感謝するとともに、本支援策終了後の参加企業の成長を大いに期待しています」
EY Japan チーフ・サステナビリティ・オフィサー 瀧澤 徳也のコメント:
「現在、社会・経済構造は大きく変容し、持続可能な社会の実現、社会課題の解決を重視した取り組みが一層求められおり、私たちが社会的使命を果たし、持続的発展を遂げていくためには、長期的視点での価値創造が必要です。EYJapan ではLTVビジョンとしてまとめた日本独自の取り組みを推進しており、当プログラムは、こうした活動の中で地域課題に関心を持つEYの若手メンバーを中心に生まれました。これまでEYがプロボノ活動で取り組んできた女性経営者向けアクセラレータープログラムなどの知見を生かし、多様なステークホルダーと共に、社会的に影響力のある起業家をサポートし、地域社会の活性化を推進することで、日本の社会・経済の発展に貢献してまいります」