「誰のためのコンプライアンスなのか」、「何のためのコンプライアンスなのか」、この二つの問いについて皆さまと一緒に考えてまいります。

荒張 健

EY Japan Forensic&Integrity Services Leader EY新日本有限責任監査法人 常務理事 アドバイザリーサービス担当 パートナー

企業の持続的成長と役職員一人一人の幸せに向け、誠実性を高める仕組みの構築を支援してまいります。

2025年7月、EY新日本有限責任監査法人の常務理事 アドバイザリーサービス担当に就任。

上場企業、公的機関等に対する会計監査業務および各種アドバイザリー業務に30年以上にわたり従事。

第三者委員会委員等として、会計不正、贈収賄、独占禁止法関連、品質偽装関連など、数多くの不正疑義に関する実態調査を行い、不正発見・予防体制の評価・改善支援に取り組む。また、米国FCPA違反に関するDPA(Deferred Prosecution Agreement)対応など、米国当局対応を含む、リスク評価、コンプライアンス・プログラムの改善支援業務の実務経験も豊富。

最近では、監査のDX化の経験を踏まえ、データアナリティクスを活用した不正リスクモニタリングの構築を支援している。 

総務省政策評価・独立行政法人評価委員会臨時委員など、政府公職や日本公認会計士協会の各種委員会委員を歴任。

慶應義塾大学経済学部卒。公認会計士。

より良い社会の構築を目指すために

現在、多くの企業で不正リスク対応を強化する動きがみられますが、その対応に近道はありません。

経営トップが誠実性を役職員に浸透させるためには、単にそれを語るだけではなく、実行を伴い、かつ経営者の誠実性に疑問を持たれない運営を行う必要があると考えています。特に、グローバルに展開している企業においては、幅広い活動の中で重要な不正リスクに対する必要な対応をいかに実行するかが問われています。そのため、従来の発想を変えた効率的な不正リスク対応の実現を目指しています。

私の目標は、企業にしっかりと寄り添い、最新の手法やテクノロジー、そしてこれまでの経験で得たリスク対応の知見を生かして、「不正により不幸となる人を生まない職場づくりの実現」を全力でサポートすることです。

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