マネジメント・レポーティング支援サービス


管理会計構築支援・マネジメントレポーティング対応

管理会計における動向 (環境の変化)

企業を取り巻く環境として、以下のようなことが起きております。

  • 顧客要求の多様化・短期化
    • 顧客の要求が多様化やトレンドの短期化が起こっており、経済自体が成熟している状況の中では、現場力だけで業績を上げることは難しくなってきている。
  • グローバル化
    • 海外市場進出やM&Aなどで市場拡大をしている昨今においては、海外における文化や習慣などの違いがあり、日本流や自社の企業文化が通じないことも多い。
  • 現場力の低下
    • 日本企業においても、コストプレッシャーからリストラなどで人材力が弱まっており、従来の現場力に頼った経営は難しくなっている。
  • 事業の多角化・複雑化
    • 事業の多角化や複雑化していく中で、経営が全体を見渡して掌握しきれなくなってきている。
  • 事業環境の成熟化
    • 経済の成熟化に伴い、企業競争環境が激化している中で、経営レベルが高度化しており、成り行き経営では競合先に勝つことが難しくなっている。
  • 経営力の高度化
    • ステークホルダーから厳しい目にさらされ、株主などへの説明責任の重要性が増してきていおり、成り行き経営では、説明責任が果たしきれなくなっているだけでなく、新たな戦略、企業変革を行っていかなければ、市場の流れに追いつけない。
  • 財務経理部門における期待と役割の変化
    • 財務経理部門に求められる役割は経営者や事業責任者のビジネスパートナーと役割が変化してきており、CEO等へのマネジメントの意思決定に資する分析や考察などを提供していかなければならない。
  • 情報技術の進化
    • 情報技術の進化により、より安価により高度な経営情報の可視化や分析などが行えるようになってきており、これを活用していくことが重要となっている。
  • 会計制度変更への対応(IFRS導入など)
    • IFRSによるグループで統一した会計基準や、経営実態をより詳細に開示する要求への対応などに、管理会計においても適合していく必要がある。
  • CSRや統合報告などへの対応
    • 財務変更への対応のみならず、CSRや統合報告などの対応に則して、管理会計の仕組みも適用、改善していく必要がある。

このようなことに対応できる管理会計の仕組みを構築したり、既存の管理会計を高度化するなどの対応が求めらえているものと思います。


会計プロフェッショナルによる管理会計構築および高度化アドバイス

EY新日本有限責任監査法人では、「会計」のプロフェッショナルとして、企業経営に役立つ管理会計モデルの構築および高度化アドバイスを行っております。

経営だけでなく、現場担当者も含めて事業目標や事業状況をモニタリングでき、「論理とデータ」による経営判断が行えるだけでなく、現場においても自主的に適切な判断と実行が行えるマネジメントの仕組みを構築する支援を行います。

management-accounting-reporting-chart-01.png

ビッグデータ・最新技術対応の経営判断支援BIへの変革

各企業においてビジネスインテリジェンス(BI)の導入は進んだものの、経営判断への活用まで進んでいる企業は多くありません。
近年、技術革新や環境変化により大量データを素早く・低コストで分析できる環境が整いつつあります。それに伴い従来の課題に対するソリューションを見出してビジネスインテリジェンス活用を見直す機運が高まっています。


管理会計に関するアドバイスサービス例

  • 現状可視化、経営課題抽出サービス (課題、改善案検討)
    貴社の管理会計の現状や課題、あるべき姿などの可視化、助言などを行います。

  • 管理会計改善プラン、改善策立案支援サービス
    具体的な管理会計改善策や改善プランなどを策定する支援を行います。

  • 管理会計構築支援サービス
    管理会計構築に関する全般的な支援を行います。ルール規定の整備、業務プロセスの構築などを行っていきます。

  • ビジネスインテリジェンス再活用支援(システム構築支援サービス)
    管理会計システムの導入・構築支援を行います。システム化構想および計画策定や要件定義などの支援を中心に行います。

  • 経営データ分析サービス
    実際の経営データを分析して、貴社の経営状態の評価を行います。


お問い合わせ
より詳しい情報をご希望の方はご連絡ください。