為替予約の時価や評価損益の注記

Question 

為替予約の時価や評価損益の注記の記載に関する留意事項を教えてください。

Answer 

為替予約を含む先渡取引・先物取引・スワップ取引については、契約時点で権利(債権)と義務(債務)が等価で交換されるため、その時点での価値はゼロとなります。そのため、契約後の時価の変動が評価損益と等しくなる(時価=評価損益となる)ものと考えられます。
なお、ヘッジ会計を適用していない為替予約については、期末時点で時価により評価した上で、差額を当期の損益として処理することになるため、時価=貸借対照表計上額となります。



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