EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
第1四半期に有価証券の減損処理に基づく評価損を計上した場合、第2四半期以降の損益計算書上の表示はどのようになるでしょうか。
四半期洗替え法を採用する場合と四半期切放し法を採用する場合で、損益計算書の表示は異なります。
事例
(四半期切放し法を採用する場合)
第2四半期以降で時価が回復している場合であっても、取得原価が減損処理後の金額に付け替えられているため、評価損を戻し入れることは認められません。
したがって、その後の四半期及び年度の評価損は、第1四半期において計上された金額のまま損益計算書に表示されます。
(四半期洗替え法を採用する場合)
第2四半期以降に時価が回復している場合には、各四半期及び年度の時価と当初の取得価額1,000との差が評価損となり、次のような損益計算書の表示が考えられます。
損益計算書 |
1Q |
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連結会計年度 |
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営業外又は特別利益 |
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(投資有価証券評価損戻入益) |
- |
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特別損失 |
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(投資有価証券評価損) |
600 |
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520 |
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