『カーボンZERO気候変動経営』書籍 アップデートセミナー

EYは、昨年6月に書籍『カーボンZERO 気候変動経営』を出版いたしました。

本書は、経営層を中心に企業で働くビジネスパーソンが、自身の文脈に照らして気候変動問題を捉え、自社において取るべき対策を検討する契機となることを狙いとしています。しかし、気候変動を取り巻く状況は刻々と変化しています。

本セミナーでは、出版時から今までの1年で起こった変化や状況を検証し、改めてカーボンニュートラルを取り巻くトレンドを概観し、今後求められる戦略上の意思決定や具体的な方策について解説・提案します。

プログラム：

第1部

15:00～15:05　ごあいさつ

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック インパクト
パートナー　尾山 耕一

15:05～15:15　ゲストスピーカーご講演①『再生可能エネルギーの更なる普及への挑戦』

2012年からの約10年で日本にある再生可能エネルギーの容量は倍増しました。一方で、それを後押しした固定価格買取制度（FIT制度）はまさに2022年から順次廃止となっていきます。これからどのようにして再生可能エネルギーが普及していくのか、また再生可能エネルギーが普及することによる弊害はないのか、今後更なる再生可能エネルギーの普及に向けた日本の挑戦についてご説明いたします。

デジタルグリッド株式会社
代表取締役社長
豊田 祐介 氏

15:15～15:25　ゲストスピーカーご講演②『サステナブルファイナンスの現状とこれからの動向を考える』

ウクライナ情勢を受けて、サステナブルファイナンスは変わらず拡大していくのかどうか。グローバル市場における規制等を踏まえてサステナブルファイナンス市場の動向や潮流を捉えます。また、日本におけるGXリーグやGX経済移行債の方向性を検討し、これからのサステナブルファイナンス市場について考えます。

BNPパリバ証券株式会社
グローバルマーケット統括本部 副会長／チーフ クレジットストラテジスト／チーフ ESGストラテジスト
中空 麻奈 氏

15:25～15:35　ゲストスピーカーご講演③『脱炭素の「約束」から「実行」が求められる時代へ』

昨年のCOP26では、いくつかの研究機関から「1.5℃目標達成の希望はある」という分析が出された一方で、「ネットゼロ」への約束と実際の各国の取り組みの間には深刻な乖離があるという指摘がありました。こうした「約束」と「実行」の間の乖離は国レベルだけでなく、企業レベルでも徐々に注目されるようになってきています。いまだ情報開示も削減目標もないことは論外としても、今後は目標だけでなく、どのようにして脱炭素を実行しているかが問われていくようになります。国際的な市民社会からの期待感について、解説したいと思います。

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン（WWFジャパン）
気候エネルギー・海洋水産室長
山岸 尚之 氏

15:35～16:15　パネルディスカッション＆質疑応答

16:15～16:20　休憩

第2部

16:20～17:20　EY刊行『カーボンZERO 気候変動経営』内容ご紹介ならびに直近の情勢に関するアップデート

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック インパクト
パートナー　尾山 耕一　、シニアマネージャー　白川 達朗、マネージャー　田村 響

17:20-17:30クロージング

開催日：2022年9月2日（金）15:00～17:30

講演者：　

豊田 祐介 氏
デジタルグリッド株式会社 代表取締役社長

中空 麻奈 氏
BNPパリバ証券株式会社
グローバルマーケット統括本部　副会長　チーフ クレジットストラテジスト／チーフ ESGストラテジスト

山岸 尚之 氏
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン（WWFジャパン）
気候エネルギー・海洋水産室長

尾山 耕一
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック インパクト　パートナー／EY Japan SDGsカーボンニュートラル支援オフィス メンバー　　

白川 達朗
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック インパクト　シニアマネージャー／EY Japan SDGsカーボンニュートラル支援オフィス メンバー

田村 響
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社ストラテジック インパクト　マネージャー／EY Japan SDGsカーボンニュートラル支援オフィス メンバー

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