バーゼルⅢ最終化の動向と実務上の対応~告示・当局動向を踏まえた最新情報~

2022年4月に金融庁より自己資本比率規制(以下、「バーゼルⅢ最終化」)に係る告示の改正が公表され、その後もQ&Aの公表等が続いています。国際統一基準の金融機関および内部モデル採用の金融機関は、2024年3月末の適用が予定されており、上記以外の国内金融機関(例:標準的手法採用行)については、2025年3月末の適用が予定されています。また、早期適用を希望する金融機関については、金融庁へ届け出ることで、2023年3月末から適用することが可能です。

バーゼルⅢ最終化では、信用リスクの標準的手法のリスクアセット算出方法が大きく変化し、バーゼルⅢ最終化の影響は、リスク管理部門のみならず、自己資本比率を踏まえた経営戦略への影響が少なくありません。また、内部格付手法への移行を目指される金融機関も増加しています。

本セミナーではこのような視点に立ち、バーゼルⅢ最終化の概要をご紹介するほか、告示最終版やQ&Aの内容に基づき、実務上の論点もご紹介します。また、バーゼルⅢ最終化によってより重要性が高まる内部監査についても説明を行う予定です。

登録期限:2022年12月16日(金)12:00
開催日:2022年12月19日(月)
開催時間:13:30~15:00(開始時間10分前にはログインをお願いいたします)
形式:ウェブセミナー
参加費用:無料
対象:金融機関におけるリスク管理部門、内部監査部門
言語:日本語
主催:EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 金融センター

プログラム:

13:30~13:50 バーゼルⅢ最終化の概要

バーゼル規制の概要およびバーゼルⅢ最終化の全体像、ならびに昨今の当局公表情報についてご説明します。
EY新日本有限責任監査法人 上原 弘人

13:50~14:30 信用リスク(標準的手法・内部格付手法)に関する論点

金融庁から公表された告示およびQ&Aをもとに、新規制の重要な論点をご説明します。また、内部格付手法への移行に関するポイントもご紹介します。
EY新日本有限責任監査法人 上原 弘人

14:30~15:00 自己資本比率規制における内部監査上のポイント

自己資本比率規制における内部監査の位置づけや内部監査手法・進め方についてご説明します。
EY新日本有限責任監査法人 神﨑 有吾

講師:

EY新日本有限責任監査法人 アソシエートパートナー 神﨑 有吾

EY新日本有限責任監査法人において、バーゼル規制対応、会計監査業務やIFRS9導入、AI導入に係るアドバイス、リスク管理やERMに係るコンサルティング業務に従事。
金融庁監督局総務課バーゼルⅡ推進室に出向していた際には、信用リスク、オペレーショナル・リスクに係る内部モデルの承認業務などに従事した経験を持つ。
米国公認会計士

EY新日本有限責任監査法人 シニアマネージャー 上原 弘人

EY新日本有限責任監査法人において、バーゼル規制・リスク管理に関するアドバイザリー業務や内部監査支援業務に従事。
2019年7月~2022年3月、金融庁総合政策局リスク分析総括課健全性基準室に出向。バーゼル規制(主に内部格付手法、CVAリスク、マーケットリスク)のモニタリング・承認審査、バーゼルⅢ最終化の国内法制化に関する企画立案から告示策定に従事。
公認会計士(日本)


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EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 金融センター 事務局

ウェブキャスト

オンデマンド視聴期限:2023年12月18日

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