金融機関におけるサステナビリティ情報開示の最新動向 ~開示項目トレンド/第三者保証の法定化へ向けて~

サステナビリティ情報に関する開示規制の動向、開示分析・開示事例、保証基準の開発状況、第三者保証のポイントをご紹介します。

サステナビリティ関連の対応を経営戦略の一環として推進すると同時に、そうした取り組みについての開示要求が高まっています。2023年3月期から有価証券報告書におけるサステナビリティ情報開示が始まり、多くの金融機関が積極的に開示をされています。また、2023年6月に国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)がS1基準(サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的な要求事項)およびS2基準(気候関連開示)を公開し、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)が欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の最終草案を公表するなど、国際的にサステナビリティ開示の拡充に向けた開示規則や開示基準の策定が進んでいます。

こうした状況の中、的を射た充実したサステナビリティ情報開示を着実に進めていくことが重要であり、それと同時にサステナビリティ情報の信頼性を担保するガバナンスの構築や内部統制の整備、第三者保証についても重要性が増しています。

第三者保証については、CSRDでは、2024年12月期から、SEC気候変動開示規則案(2022年3月公表)でも、2024年12月期から第三者保証が義務化され、その後の合理的保証への移行が予定されています。また、グローバルなサステナビリティ情報に関する保証基準である「国際サステナビリティ保証基準5000」(ISSA5000)の公開草案が国際監査・保証基準審議会(IAASB)から2023年8月に公開され、2024年中の最終化に向け市中協議に付されています。こうした状況の中、有価証券報告書に開示される指標に対する情報の信頼性向上やESG格付機関のスコア向上を企図して、多くの金融機関が第三者保証を取得され、また、保証の取得をご検討されています。

本セミナーにおいては、サステナビリティ情報に関する開示規制の動向、開示分析・開示事例、保証基準の開発状況、第三者保証のポイント、求められる内部統制の水準を理解していただき、実務の効率化・高度化に役立てていただければ幸いです。

登録期限:2023年9月11日(月)12:00
開催時間:2023年9月12日(火)14:00-15:30

(開始時間10分前にはログインをお願いいたします)
形式:ウェブセミナー
参加費用:無料
対象:金融機関のサステナビリティ関連部署、IR関連部署、主計部・経理部、内部監査部門
言語:日本語

プログラム
講師:EY新日本有限責任監査法人 松本 真
14:00-14:40
サステナビリティ開示基準・開示規制の概要

講師:EY新日本有限責任監査法人 久保 雅史
14:40-15:05
サステナビリティ情報に関する第三者保証新基準(ISSA5000)について

15:05-15:30
サステナビリティ情報に関するプロセスおよび内部統制の構築

※時間は目安となります。

※当Webセミナーは、以下のブラウザーで視聴が可能です。
Internet Explorerのみの環境の場合は、誠に恐れ入りますが、ご視聴いただくことができません。

<視聴者向けの対応ブラウザー>
Windows 10 以降を実行している PC の場合
•Google Chrome v87+
•Mozilla Firefox v83+
•Microsoft Edge Browser v87+
※フリーのメールアドレスでのお申し込みはできません。
※コンサルティングファームなどに所属する方、および公認会計士・税理士など同業者のお申し込みはご遠慮願います。
※お申し込みいただくと、ご記載いただいたメールアドレス宛てに受講用URLを自動送信いたします。
メールが届かない場合はメールアドレスの誤入力の可能性がございますので、お問い合わせボタンよりご連絡ください。
※内容は、都合により変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
ウェブセミナー視聴のトラブルシューティングについては、こちらからご確認ください。

お問い合わせ
EY新日本有限責任監査法人 
金融事業部 金融センター 事務局

ウェブキャスト

オンデマンド視聴期限:2024年9月11日

時間

現地時間