EY Japanは「バスケで日本を元気に!」を掲げるB.LEAGUEとサポーティングカンパニー契約を締結し、クラブ、地域コミュニティー、地方自治体、国と連携して、地域社会の経済循環を促し社会課題解決に向けた取り組みを協働しています。本調査は、B.LEAGUEとの協業の一環として、3年ぶりに開催されたオールスターゲームにより、スポーツが地域やステークホルダーにもたらす経済的・社会的価値の測定・分析を行うものです。
B.LEAGUE チェアマン 島田 慎二氏 コメント:
EY Japan様と共同で「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」の効果を分析いたしました。プロフェッショナルな知識や経験をお持ちのEY Japan様にサポートいただいたことで実現できたこの効果分析は、われわれB.LEAGUEにとって財産となり、次のステップへの大きなヒントとなりました。今回の結果を糧として、これからもEY Japan様と協働してまいります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
公共・社会インフラセクター スポーツDXリーダー アソシエートパートナー 岡田 明のコメント:
B.LEAGUE ALL-STAR GAME関係者様ならびに学術的なサポートをいただきました両大学と新たなメソッドを開発できたことに心より感謝しております。スポーツを活用した社会課題解決のアプローチには評価だけではなく実行や向上に踏みこんだメソッドが必要だと考えています。すべてのステークホルダーがロジカルに協働できる仕組み作りをB.LEAGUE様と推進してまいります。
EY Japanでは、スポーツを地域に社会的価値をもたらす重要なコンテンツとして捉え、スポーツの「人づくり」「コトづくり」「場づくり」「ルールづくり」を多面的に促進することで、ステークホルダー間による共創や持続的なエコシステムの構築を目指しています。他方で、スポーツが持つ素晴らしい価値に気付きつつも、周囲から理解を得られなかったり活用方法が分からないことで、その場限りの盛り上がりで終わってしまったり地域やステークホルダーからの支持を十分得られないまま終わってしまう事例が多いことも事実です。活用された場合においても、スポーツの価値が可視化されておらず、評価が曖昧となっているケースが大半です。EYは、課題解決の契機となるよう、スポーツがもたらす社会的価値の定量評価・価値向上メソッドの開発・実践を通し、ステークホルダーにフィードバックを与え、価値向上に資する共通理解および共創の促進や、スポーツへのリソース流入活性化に寄与することを目指します。