- 豊富なESG推進の支援実績とグローバルネットワークを生かしたサービス提供
- 日本のスポーツ領域の長期的な価値の創出と、さらなる発展を目指す
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、スポーツ領域でのESGコンサルティング・サービスの提供を開始します。
昨今、一般企業は、ESG(環境・社会・ガバナンス)の主要課題への本格的な対応が求められており、それはスポーツ分野においても例外ではありません。特に欧州においては、サッカークラブを中心に、スポーツの領域でもESGの取り組みや方針について情報開示が進んでいます。
日本のスポーツ分野の競技団体や企業においても、積極的にESGの主要課題に取り組むことは、企業、人、社会、そして地球全体にとって大切な価値を守るとともに、新たな長期的な価値を生み出し、より良い社会の構築を追求することにつながります。それによって、グローバルでのソーシャルライセンスが強化され、投資を呼び込む可能性が広がるなど、今後、さらなる発展につなげることが期待されます。
EYはこれまで、民間企業を中心とした豊富なESG推進の支援実績を有しているほか、グローバルネットワークを生かし、海外におけるESGの取り組みなど最新の動向を把握しており、これらを生かし、スポーツ領域における下記のESGの主要課題への対応支援を行います。
(1)ESG成熟度診断
- 成熟度診断・他社BM
- アクションアイテム定義
- ロードマップ策定
(2)サステナビリティ方針・戦略策定支援
(3)サステナビリティ活動支援
(4)情報発信支援
- 各種レポート作成
- ステークホルダーミーティング企画など
- サステナビリティ・ガバナンス体制構築
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック インパクト パートナー 尾山 耕一のコメント:
「気候変動をはじめとする社会課題が顕在化・深刻化する今日、より良い社会の構築に向けて、あらゆるステークホルダーが共創しなくてはなりません。スポーツは、社会や人々を元気にする力があります。一方で、環境問題をはじめとする他の社会課題の解決にも貢献していくべきです。あるべき未来社会の構築に向けたそうした貢献を行い社会に発信することは、さまざまなステークホルダーからの共感と信頼の獲得につながります。例えば、ESG投資家からの協力につながるかもしれません。そうした共感と信頼は、スポーツの力をさらに強めることに貢献するでしょう」
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
公共・社会インフラセクター スポーツDXリーダー アソシエートパートナー 岡田 明のコメント:
「暮らしの中に息づきウェルビーイングに寄与するスポーツにとって、ESG視点での取り組みは必然的な流れです。スポーツに関わる経営においても、投資を呼び込み事業ポートフォリオの根本を形成する考え方として取り入れるべきものです。EYはスポーツ×ESGの取り組みを引き続き強化していきます」
EY Japanは、スポーツによるコミュニティの再蘇生を目的とし、人づくり、場づくり、コトづくり、ルールづくりに取り組んでいます。
ルールづくりにおいては、一般企業における持続可能性の追求と同様に、スポーツ領域におけるESGの主要課題への対応を促進することによって、安⼼してより多くの社会的な資源をスポーツに投資することが可能になると考えています。それによりスポーツがさらに社会の成⻑や課題解決に貢献し、その結果またスポーツへの投資が⾏われるような好循環を生み出すことを目指します。
EY Japanのスポーツビジネス
レポート「スポーツのESG最新動向~日本のスポーツ業界のESG「ルールづくり」に向けた取り組みとは」については、こちらをご参照ください。