ニュースリリース

2024年3月15日 東京, JP

EY Japan、ソニー銀行の生成AIによるビジネスモデル革新の取り組み支援

EY Japanは、EY Japanの金融サービス部門が、ソニー銀行株式会社に対し、アイデアをビジネスモデルとして具現化するためのアイディエーションのプログラム「EY Ideation for Innovation」を提供し、金融機関の未来像を探る取り組みを支援しましたことをお知らせします。

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EY Japan

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アイディエーションで金融機関の未来像を探る

  • ソニー銀行の生成AI活用に向けたアイディエーションプログラムを提供
  • 「EY Ideation for Innovation」を通じてビジネスモデル革新への15の企画を立案
  • アイデアをソニー銀行の事業戦略として推進
     

EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、EY Japanの金融サービス部門が、ソニー銀行株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 南 啓二、以下ソニー銀行)に対し、アイデアをビジネスモデルとして具現化するためのアイディエーションのプログラム「EY Ideation for Innovation」を提供し、金融機関の未来像を探る取り組みを支援しましたことをお知らせします。

ソニー銀行は、インターネットを活用した「個人のための資産運用銀行」としてスタートし、さまざまなテクノロジーにより多角的なサービスを展開してきました。急速な社会変化に対応すべく、金融機関の未来像を探る取り組みの一環として、EYと連携したプログラム「EY Ideation for Innovation」を実施することにより、生成AIを活用したイノベーション人材の育成とともに、ビジネスモデル革新のための戦略策定にも取り組んでいます。

生成AIの進化により、人間の創造性、倫理的判断、共感の重要性があらためて認識され、生成AIを活用することで新たなイノベーションの創造への道が開かれました。とりわけ、金融機関においては、生成AIを導入することで、これまで人手に頼っていた業務の効率化を図ることなどにより、顧客サービスのパーソナライズ化と業務効率の向上を実現することが可能となったことを受け、業界全体のさらなる変革を促進しています。

EYが提供したアイディエーションプログラム「EY Ideation for Innovation」は、「知るフェーズ」、「考えるフェーズ」、「試すフェーズ」の3パートから成っています。生成AIへの理解を深める座学と演習を実践し、ソニー銀行内の異なる部署のアイデアをLLM(Large Language Models=大規模言語モデル)を活用し、提案資料としてまとめていただきました。同プログラムの総仕上げとして、参加したチームによるピッチコンテスト形式の成果発表も行われ、ビジネス革新への15の企画を立案する成果を挙げました。

図: Ideation for Innovation と全体ロードマップ例

図: Ideation for Innovation と全体ロードマップ例

ソニー銀行の目標達成を実現するため、EYのプロフェッショナルチームは、EY内にあるイノベーションハブ「EY wavespace」を活用しました。ここでは、従来のような資料を使った講義形式の説明ではなく、イノベーションや新しい戦略につながるアイデアを引き出すためのセッションを行いました。クライアントとEYのプロフェッショナルが共創し、最先端のデジタルエコシステムやトレンドについて議論を交わし、イノベーションに向けた実践的なアクションプランを策定することができます。短時間に意義のある成果を得ることに重点を置いたEY wavespaceを活用することで、EY Ideation for Innovationプログラムも2カ月の期間で目標としていた生成AIを活用したビジネスモデル革新のための企画立案を実現しました。
 

EY Japan金融サービス・ストラテジー・パートナー 藤田 通紀のコメント:

「アイデアをビジネスモデルとして具現化するための本プログラムを通じて、ソニー銀行が新たなビジネスモデルを創出し、金融業界におけるイノベーションの推進者としての地位を確立できるよう支援できたことを誇りに思います。生成AIの活用は、業界を超えたイノベーションの可能性を広げています」

ソニー銀行株式会社 執行役員常務 渡邉 尚史氏 のコメント:

「EY Japanの支援により、本プログラムに参加した弊行のチームは生成AIを利用した革新的なアイデアを数多く生み出すことができました。これらのアイデアを事業戦略に組み込み、お客さまにとっても、社会にとっても価値ある新たなサービスを提供していきたいと考えています」
 

ソニー銀行の生成AIによるビジネスモデル革新の取り組みについては下記をご覧ください。
ソニー銀行が目指す、生成AIでのビジネスモデル革新とは。 アイディエーションで金融機関の未来像を探る

金融機関における生成AI活用戦略に関するEYの論考はこちらをご覧ください。
金融機関における生成AI活用戦略。アイディエーションで試される人間の本質的な価値とは

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本ニュースリリースは、EYのグローバルネットワークのメンバーファームであるEYGM Limitedが発行したものです。同社は、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。

ソニー銀行について

ソニー銀行は2001年に開業したインターネットを活用した個人のための資産運用銀行です。「フェアである」ことを企業理念に掲げ、円預金、外貨預金、投資信託、住宅ローン、Visaデビット付きキャッシュカードSony Bank WALLET などさまざまな金融商品・サービスを提供しています。

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