EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025ジャパン」(以下、EOY Japan)は、2025年の関西地区代表として下記1名のアントレプレナーを選出しました。選出された地区代表者は、本年12月9日に東京で開催されるEOY 2025 Japanに臨みます。
候補者の発掘、推薦および書類選考は、EOY Japanの趣旨に賛同する選考部会のメンバーにより、またChallenging Spirit部門については審査委員も選考に加わり、アントレプレナーが社会にもたらした長期的価値などを中心に4つの審査基準(アントレプレナー精神、パーパス、成長、影響力)に基づき実施され、関西地区代表、Challenging Spirit部門大賞、Challenging Spirit部門特別賞を選出しました。
芦田 信 氏(あしだ しん)
JCRファーマ株式会社
代表取締役 会長兼社長
設立:1975年9月
URL:jcrpharm.co.jp/
経歴/プロフィール
1968年甲南大学理学部卒業後、大五栄養化学株式会社(現日本製薬株式会社)に入社。1975年に同社を退社し、日本ケミカルリサーチ株式会社(現JCRファーマ株式会社)を設立、代表取締役社長に就任。JCRの創業以来、バイオ医薬品において、常に他社より「一歩前に出る」独自の技術開発と製品創製に挑戦してきた。再生医療・遺伝子組換え・遺伝子治療技術による医薬品の研究開発・製造・販売を行い、「バイオ医薬品のJCR」として成長をけん引してきた。JCRの伝統であるベンチャー精神を持ち続け、希少疾病用医薬品分野を中心に独自の技術で挑戦していくスペシャリティファーマとして、高い信頼を得られる企業となるよう努力を続けている。
事業概要:
「私たちは、希少疾病にとどまらず、最も困難とされる治療の課題に挑戦し、答えを創り出していきます。」という企業理念のもと、時代を先取りした再生医療・遺伝子組換え・遺伝子治療技術による医薬品の研究開発・製造・販売を行うバイオ医薬品のスペシャリティファーマ。日本から米国、欧州、南米に拠点を拡大し事業を行っている。
希少疾病であるライソゾーム病領域において、JCRファーマ株式会社が独自開発した世界初となる血液脳関門通過技術を適用した治療薬創製に取り組んでいる。本技術は中枢神経系への薬物送達を可能とする基盤技術であり、幅広い中枢神経疾患に対する治療薬の創製を目指して、国内外のパートナーとの提携を拡大している。
坪井 俊輔 氏(つぼい しゅんすけ)
サグリ株式会社
代表取締役CEO
設立:2018年6月
URL:sagri.tokyo/
経歴/プロフィール
横浜国立大学理工学部機械工学科卒。2018年、サグリを創業。
Forbes 「世界を変える30歳未満30人」の1人に日本版およびアジア版で選出。
農林水産省 「デジタル地図を用いた農地情報の管理に関する検討会」 委員。
経済産業省「2050年カーボンニュートラルの実現に向けた若手有識者検討会」委員。
第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞を受賞。
事業概要: アクタバ(耕作放棄地の検出)、デタバ(作物分類の推定)、ニナタバ(農地と人をつなぐマッチング)の3つを主たるサービスとして展開。衛星データや土地区画データをもとに独自の技術で農地を見える化します。農地がより良い形で活かされ、持続可能な農業の実現や地域社会の活性化を目指しています。また、農地区画化や土壌の化学性解析技術を用いて環境保全・再生型農業をサポートするサービスを提供しています。SBTi-FLAGに対するGHG排出量・炭素除去量算定、削減・除去活動支援や農業由来のカーボンクレジット事業、脱炭素に繋がる農業資材の活用推進プロジェクト等を行っています。
喜早 ほのか 氏(きそう ほのか)
トレジェムバイオファーマ株式会社
代表取締役社長
設立:2020年5月
URL:toregem.co.jp/
経歴/プロフィール
京都市出身。2006年大阪歯科大学卒業、歯科医師免許取得、京都大学医学部附属病院臨床研修歯科医師。2008年京都大学大学院医学研究科博士課程(感覚運動系外科学講座口腔外科学分野)入学、以後髙橋克(元京都大学准教授)の下で歯の再生研究に携わる。2014年京都大学大学院修了、医学博士取得、京都大学医学部附属病院歯科口腔外科医員。2016年京都大学医学部附属病院研究員、診療従事医。2020年5月トレジェムバイオファーマ株式会社を共同設立し、代表取締役社長に就任、現在に至る。2024年4月から専任。2025年3月MBA取得(同志社大学大学院ビジネス研究科)。
事業概要:
京都大学高橋克准教授(現・公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院歯科口腔外科主任部長)の研究成果をもとに、歯の発生を負に制御するUSAG-1に対する抗体によってBMPとWntシグナルを増強させ、本来は退化してしまう歯の芽(歯胚)を成長させることによる歯の再生を目指しています。
先天性無歯症患者に係る欠如歯の回復や、永久歯のあとに第3歯堤(通常では退化消失する歯の原器)を再生させ、さらには高齢者の口腔機能を改善させることにより、健康寿命の延伸を目指します。
辻本 和也 氏(つじもと かずや)
株式会社PITTAN
代表取締役
設立:2022年6月
URL:pittan.life/lang/jp
経歴/プロフィール
京都大学大学院にてMEMS(微小電子機械システム)分野の修士・博士号を取得。卒業後は、東京エレクトロンおよびロームにて研究・開発業務を担当し、技術の社会実装に注力。その後コンサルティング会社やMonozukuri Ventures(VC)で戦略・新規事業・スタートアップ投資に携わり、2022年にスタートアップスタジオ「W」を共同設立。同年、PITTANを創業しCEOに就任。技術とビジネスを統合し、ディープテック×ヘルスケア分野でのイノベーションを牽引している。
事業概要: 株式会社PITTAN(ビジョン:Lifelong Positivity〜生きるを楽しみきる〜)は、汗をはじめとする微量体液から非侵襲的に健康状態を分析するディープテック・スタートアップです。エステサロンやフィットネスジム、ビューティ事業者との協業により、生活習慣の変容を促すソリューションをBtoBtoCで提供しています。慢性疾患の増加が懸念される中、人々が日常生活で無理なく習慣を変えられるよう、ビジネスパートナーと連携したモデルを構築。第一弾のデバイス「Pitagoras(ピタゴラス)」は、その場で10分間の分析結果が得られる18cm立方体の小型体液分析マシンで、スキンケアやフィットネスなど「変容が起きやすい現場」での導入が進んでいます。
佐藤 雅仁 氏(さとう まさひと)
株式会社Holoway
取締役CEO
設立:2023年4月
URL:holoway.co.jp/
経歴/プロフィール
兵庫県出身、灘中高、東京大学経済学部(運動会アメリカンフットボール部)。
三井住友銀行(SMBC)にて法人営業・投資企画・ファンド投資等に従事した後、産業革新投資機構(JIC)で投資企画、ファンド投資、大型事業再編投資等に従事。特に大学発グローバルユニコーン創出をテーマに投資活動を推進。その後、共同創業者としてHolowayを起業し、CEOとして経営企画・経営管理・事業開発の全般を統括。
事業概要:
独自のデジタルホログラフィ技術を活用した精密測定検査装置を開発する兵庫県立大学発スタートアップ。製造装置/検査装置メーカーや研究機関と協働にて光学検査ユニットの開発・製造を手掛けています。半導体・宇宙を中心とした先端産業に向けて、ラボ実験やオフライン品質管理から、インライン/インプロセス測定まで多様なニーズに対応する全く新しい測定ソリューションを提案し、モノづくりにおけるQCD向上及び更なるイノベーション創出への貢献を目指しています。
EYについて
EYは、クライアント、EYのメンバー、社会、そして地球のために新たな価値を創出するとともに、資本市場における信頼を確立していくことで、より良い社会の構築を目指しています。 データ、AI、および先進テクノロジーの活用により、EYのチームはクライアントが確信を持って未来を形づくるための支援を行い、現在、そして未来における喫緊の課題への解決策を導き出します。 EYのチームの活動領域は、アシュアランス、コンサルティング、税務、ストラテジー、トランザクションの全領域にわたります。蓄積した業界の知見やグローバルに連携したさまざまな分野にわたるネットワーク、多様なエコシステムパートナーに支えられ、150以上の国と地域でサービスを提供しています。
All in to shape the future with confidence.
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、より良い社会の構築を目指し、目標に向かってまい進するアントレプレナーの努力と成功をたたえる国際的な表彰制度です。EYはこの活動を通じ、世界約80カ国の国や地域を代表する素晴らしいアントレプレナーの素顔とその功績を国内外に発信し続け、現在、世界で最も名誉あるビジネスアワードとして認知されています。日本では2001年より、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンを開始し、今年で25年目を迎えます。これまでに約300名にものぼる素晴らしいアントレプレナーを多数紹介・表彰し、世界へ飛躍するための活動を奨励しています。本プログラムを通じて、アントレプレナーの支援、次世代のアントレプレナーの輩出、歴代受賞者のコミュニティ構築やアントレプレナー同士の交流の促進等、新たな価値の創出のためのサポートを推進してまいります。
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
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EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 関西地区事務局
(EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所内)
Tel 06 6940 0100 Fax 06 6363 5870
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