プロジェクト評価・サービス

プロジェクト評価(プロジェクトリスク評価)サービスは、基幹システムの更改等の大規模プロジェクトやグローバルプロジェクト、生成AIや新技術の導入などを含む不確実性の高いプロジェクトのリスク評価を行い、プロジェクトの円滑な推進と品質の向上を支援します。


プロジェクト評価とは

プロジェクト評価とは、プロジェクトの計画段階から完了に至るまでの各フェーズにおいて、成功要因や課題を客観的に分析・検証する取り組みです。技術革新や環境変化、人材不足など複雑化する現代のプロジェクトにおいて、リスクを低減し成果を最大化するために不可欠なプロセスです。評価を通じて、プロジェクト特性や企業文化に応じた改善策を導き出すことで、意思決定の質を高めることが可能になります。


なぜ、プロジェクト評価が求められているのか。

プロジェクト評価が求められる近年の動向には下記の状況があります。

  • 相次ぐ失敗と、成功事例の不足:
    IPAや各企業の調査によると、多くのプロジェクトが何かしらの失敗を経験しており、かつ成功とされる事例が圧倒的に少ない状況です。そのため、プロジェクト評価を通じて失敗/成功の要因を見定め、事前にリスクの低減を図る等の施策を講じる必要があります。

  • 技術の進化と環境変化:
    技術の進化や環境変化により、近年のプロジェクトの難易度は上がっています。
    技術要素ではクラウド利用、生成AI活用など、環境変化ではグローバル対応やそれに準じた案件の大型化、またそれらに対するセキュリティ対策等を正しく推進することが求められます。
  • プロジェクト特性と企業文化の違い:
    推進するプロジェクトについてプロジェクト評価を行う場合、そのプロジェクト特性や企業文化に対する考慮が必要です。またどのフェーズでプロジェクト評価を行うかに際して必要な知見が異なります。
    プロジェクト特性・フェーズを熟慮した上でプロジェクト評価を行い、個別に適切な施策を検討することが重要です。(一般論による対応だけではない)

  • 人手不足と流動性:
    現在の市場では人の流動性も相まって人手不足の状況が続いています。(2025年の崖)
    リソース計画・体制についても評価を行い、効果的なリソース管理を実現する必要があります。


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近年のプロジェクト推進の難易度は、単に過去実績や他社事例の模倣による対応では難しく、新しい技術やプロジェクト固有のリスクを取り込みながら、不確定要素をマネジメントしながら進めていく必要があります。

なぜ、プロジェクト評価が求められているのか。

そのような状況下で変革を成し遂げるためには、プロジェクトと会社が一体となり、ステークホルダー間の円滑なコミュニケーションを促進し、意思決定の可視化・管理を行うことが重要です。

プロジェクト評価・サービスの実施により、プロフェッショナルによる透明性のある評価プロセスを通じて、ステークホルダーとの信頼関係を強化することが可能です。

また各プロジェクトの特性・環境にカスタマイズした評価を行うことで、より具体的で実行可能な改善策を提案します。

プロフェッショナルの実務経験に基づくアドバイスにより、迅速かつ効果的な意思決定が可能になり、変化の激しい環境においても柔軟に対応することが可能です。

 

プロジェクト評価に対するEYのアプローチ

本サービスにおける評価タイミングは、プロジェクトの開始前から完了後・その後の振り返りまで、あらゆるフェーズでサービス提供が可能です。

プロジェクト評価に対するEYのアプローチ

プロジェクト評価・サービスの主目的は、課題の指摘や発見事項リスト作成ではありません。Next Actionに向けた改善活動・支援活動を目的として位置付けています。

短期的な改善や対応にとどまらず、中長期的な視点での改善、理想の姿を目指す支援を実施します。

Next Actionに向けた改善活動・支援活動

プロジェクト評価・サービスでは、プロジェクト導入支援・監査事例を多数持つEYの知見をベースに、PMBOK・共通フレーム等を包括的に取り入れたフレームワークを利用し、プロジェクト評価を行います。

EYの知見、PMBOK・共通フレーム

プロジェクト評価・サービスの特徴は以下の3点です。

  1. 第三者による客観性・論理性
  2. 個社別のNext Actionを見据えた未来志向の助言・評価
  3. 各種プロフェッショナルによる支援サービスのシームレスな提供

対象プロジェクト・案件に対して専門性のあるメンバーにより、教科書的な評価ではなく、会社・プロジェクトの実態に合ったプロジェクト評価を実施します。



本サービスの担当者:

岩本 祐樹(Yuki Iwamoto)
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
リスク・コンサルティング アソシエートパートナー
大手自動車メーカー等の複数のシステム開発を経験後、監査法人系ファームに転身し、IT監査、内部統制やセキュリティ態勢構築、不正分析、システム導入、DX戦略策定や経営改革、データ利活用、収益改革等の複数の支援業務に従事


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