EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
減損損失の認識には、取締役会で承認された事業計画等に基づく必要があるため、認識するタイミングは年度末1回だけでよいでしょうか。
減損損失の認識は、年度末だけでなく、減損の事実があったときに認識する必要があります。
資産または資産グループに減損の兆候がある場合に、減損損失を認識するかどうかの判定を行いますが、減損の兆候の把握は、対象資産すべてについて減損損失を認識するかどうかの判定を行うことが、実務上、過大な負担となる恐れがあることを考慮したためです。このため、内部管理目的の損益報告等、実務的に入手可能なタイミングにおいて利用可能な企業内外の情報に基づき減損の兆候を把握する必要があります。
従って、四半期末あるいは期中のいかなる時でも、減損の事実があれば認識する必要があります。