SEC and US GAAP Weekly Update

To the Point: SECはサイバーセキュリティ・インシデントおよびセキュリティリスクの管理・監視体制に係る情報開示を義務付ける規則改正案を採択しました(7月27日号)


SEC and US GAAP Weekly Update

SECは、情報開示の強化および報告書式の統一化を図る規則改正案を採択しました。この改正により、登録企業には、重大なサイバーセキュリティ・インシデントが発生した際に指定の書式(Form 8-Kまたは Form 6-K)を用いて適時に報告すること、および、サイバーセキュリティ戦略、サイバーセキュリティリスクの管理・監視体制に関する情報をForm 10-KまたはForm 20-F(年次報告書)で報告することが義務付けられます。12月決算の登録企業は、2023年度の年次報告書から、サイバーセキュリティ戦略、サイバーセキュリティリスクの管理・監視体制に関する情報の開示を開始しなければなりません。登録企業の大半は、連邦政府官報の公布から90日後または2023年12月18日までのいずれか遅い方を期限とし、セキュリティ上の脅威となる事象の開示を義務付ける本規則を適用することが求められます。

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