EY Nexus - 銀行業界向け

プラットフォームの概要

Nexusの主要な構成要素

• モジュール型の構成要素 — 最新のカスタマージャーニーをエンドツーエンドで取りまとめることを可能にする、最新のクラウド対応の構成要素
• イベント対応型 — 顧客のイベントを検知し、行動、意図、ニーズをリアルタイムで把握する
• インサイトの活用 — インサイトに基づいてカスタマージャーニーのさまざまな段階に応じた行動を後押しし、顧客体験をカスタマイズする

疎結合な構成要素

オープンスタンダードの使用とクラウドプロバイダーに依存しないサービスにより、密結合を避け、新規の構成要素や機能を搭載しプラットフォームの拡張を迅速に図ることが可能になりました。

トランザクションエコシステムとマイクロサービス

柔軟なトランザクションレイヤーには、互換性のあるコアバンキングなどの分野のパートナーのエコシステムが含まれます。EYのマイクロサービス・スターターキットが、エコシステムの形成にかかる時間を最小化します。

インテリジェントかつ個々のニーズに対応

拡張可能なインサイトエンジンにより、インテリジェンスを活用し、個々のエンドユーザーに合わせた独自の対応が可能になります。

イベントドリブン型

イベントドリブン型アーキテクチャによって、拡張性（もしくはスケーラビリティ）と柔軟性を確保しています。

クラウド対応

クラウドの効率性、拡張性、順応性を活用した設計により、柔軟でコストが最適化された機能の提供が可能です。

信頼とコンプライアンス

金融サービスに対するグローバルな規制に関するEYの豊富な知見により、プラットフォームとエコシステム全体が規制に準拠した信頼できるものになっています。

Nexusのコアコンポーネントを利用することで、銀行は人材、アイデア、テクノロジーを活用し、即応性が高く、デジタルファーストな体験を提供しやすくなります。このような体験は、顧客の高い評価と信頼につながります。銀行業界向けEY Nexusがお届けする、レディーメードの銀行業界向け製品は、お客さま独自のニーズに合わせて設計されます。

製品とサービス

Intelligent Disputes

取引に伴う煩わしい手続きが減り、eコマースが増加し続ける中、紛争や支払い拒否の件数が年々増加し、金融機関が負担するコストは年間約120億米ドルに上ります。

NexusのIntelligent Disputesは、申し立て解決プロセスの構築に取り組む金融機関に、メカニズムを提供する機能です。インテリジェンスから得たインサイトを生かして紛争解決のライフサイクルに内在する小さな原因を突き止め、また業務コストを削減し、最適な顧客体験の提供を後押しします。

製品とサービス

Merchant Offers and Insights

EY NexusのMerchant Offers and Insightsは、金融機関が顧客の行動とニーズを把握しやすくします。取引データから得たインサイトを活用し、カスタムメイドの体験を創出できます。EYのソリューションを利用することで、インサイトを顧客の行動に変えられるようになります。リアルタイムで配信されるターゲットを絞ったキャンペーンを企画、展開して管理し、コンバージョン、ロイヤルティ、収益の向上に貢献します。

事業者と顧客の間のコミュニケーション不全を解消することで、銀行の新たな収入源を開拓し、事業者の顧客可視化と成長のポテンシャルを高め、銀行と事業者双方の顧客体験を向上させることができます。