EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EYの関連サービス
-
資金繰り管理の精度向上やグローバル・キャッシュ・マネジメント・システムの導入など、資金効率を高めるための改革を支援します。また、為替リスクに代表される財務リスクのモニタリング体制の構築やリスク対応方針の策定を通じた、リスク管理体制の強化を支援します。
続きを読む
重要な役割を担っているにもかかわらず、財務リスクを軽減して新しい価値を創造する機会をつかめずにいる財務責任者が少なくありません。自社の財務リスク戦略で意思決定が向上したと「強く確信」している財務責任者はわずか27%です。
こうした自信の欠如は、リスクエクスポージャーが正確に把握・報告されているのかという懸念に起因するのかもしれません。その結果、リスク軽減策が十分に機能していない可能性もありますが、他部門との連携を強化することで、財務責任者の財務リスク戦略に対する自信が高まると考えられます。
変革型の財務責任者は財務リスク管理の基準を定めています。平均的な財務責任者と比べ、変革型で多く見られた活動はシナリオプランニング(74%、財務責任者全体では65%)とリスク管理フレームワークの見直し(72%、同64%)です。変革型の財務責任者は積極的なアプローチをとることで、組織のリスクの予知と対応を向上させて、確保したリソースを長期的な価値の創造に集中させています。
財務責任者は現在、業務時間の17%を財務リスクと全社的リスクの管理に充てています。ところが、財務責任者全体で、今後は財務リスク管理にかけるウエイトが増していくと考えるのはわずか37%で、変革型の財務責任者の51%、CFOの43%と比べても少なくなっています。このギャップは、財務責任者が財務リスク管理を今後いかに活用し、価値を創造し保護するかを検討する必要があることを示唆しています。