社会的インパクト評価・マネジメント支援サービス

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行政においても、事業を通じた社会課題の解決には、成果（アウトカム）の発現状況をモニタリングしながら事業を改善していく不断の取り組みが必要です。これは、行政組織が単独で事業を実施する場合でも、他の機関や企業、非営利組織等と連携をして実施する場合でも同様です。
EYでは、事業の対象となる社会課題やアウトカムの定義、アウトカム指標の設定、評価設計から、モニタリング、報告・事業改善に至る一連のマネジメントの構築および実施を支援します。

関連トピック ガバメント・パブリックセクター 財務会計アドバイザリーサービス

チーム

渡邉 真砂世

渡邉 真砂世

EY新日本有限責任監査法人　パブリックセクター　アソシエートパートナー

社会的インパクト評価支援

社会課題解決を目指す事業において、「この事業はどのような成果を上げていますか？」あるいは「事業は目指す社会課題の解決にどのように寄与していますか？」と問われたときに、どのように答えられますか？

事業が生み出す社会的インパクトを可視化し、効果を検証することにより、事業をこのまま続けるべきか、改善の余地はあるかという「ピボット」につながります。社会的インパクト評価は、行政の新規事業や民間事業者に委託する実証事業において、事業開始前に評価方法を決めておくことがより有効ですが、既存事業においても活用可能です。

EYでは、社会的インパクトの定義の明確化、指標設定・計測、評価方法の設定、評価結果の活用という一連の流れをサポートします。

PFS/SIB事業組成・実施支援

PFS（成果連動型民間委託契約方式）やSIB（ソーシャル・インパクト・ボンド）は、社会課題の解決に民間事業者のノウハウを活用し、事前に定めた成果指標の達成状況により民間事業者への支払額が変動する仕組みです。日本においてもPFS/SIBの活用は多様な分野で広がっています。

PFSを初めて実施する自治体等の担当者から特に「難しい」という声が挙がるのは、案件組成です。具体的には、成果指標の選定・上限値等の設定、PFS事業効果の算出・評価、支払い条件の設定、成果評価の方法です。

EYではPFS/SIBの豊富な支援実績を有しており、その経験を活用して事業の発案から案件組成、事業実施に至るまでを中間支援組織として支援します。

社会的インパクト・マネジメント（事業推進体制）構築支援

各種計画や個別の事業計画を策定し、指標も設定したものの、成果を上げるためのマネジメントをどのようにしたらよいのかわからないという悩みがよく聞かれます。

EYでは、計画の推進にあたっての指標計測の在り方や計測結果のモニタリングの方法、事業見直しに関する考え方等のマネジメント構築を支援します。

PFS/SIB支援

近年、行政課題の解決に対応した成果指標を設定し、成果指標値の改善状況に連動して委託費等を支払うことにより、より高い成果の創出に向けたインセンティブを民間事業者に強く働かせることが可能となる、新たな官民連携の手法である成果連動型民間委託契約方式（Pay For Success: PFS）が注目されています。また、PFSに民間セクターからの資金供給を組み合わせた「ソーシャル・インパクト・ボンド（Social Impact Bond: SIB）」の活用も増加しています。

EYは、過去からの公共セクター等へのコンサルティングや官民連携の取り組み実績を生かし、PFS事業、民間からの資金供給を可能とするSIBに関するコンサルティングサービスを通じて、社会的価値の可視化と、資金供給の裏付けとなる経済的価値の両側面からの向上を支援し、地域課題・社会課題解決を目指す地方公共団体、民間企業を支援していきます。

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