EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EYの関連サービス
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EYのEHSチームでは、EHS(環境・労働安全衛生)に関連するリスクの抑制、または機会を伸ばすための支援を提供します。また、EHSに関する効果的なリスクマネジメント、および生産性を高める戦略的決定や業務上の決定を下せるように、クライアントをサポートします。私たちは、戦略、技術・業務の実務経験を持ち、EHSのあらゆる分野について深く理解しています。
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ステークホルダーからの評価向上は、事業戦略の中核要素としてEHSに投資する最大のメリットの1つです。非政府組織の回答者の4分の3以上(77%)が、EHSへの取り組みによって投資家の関心が高まっていると回答しています。顧客ロイヤルティ(信頼、愛着)の向上も、さらなる利点です。政府・公共セクター組織の3分の2以上(68%)が、EHSへの姿勢が市民やステークホルダーからの評判と信頼を高めていると考えています。
業務効率の面でも大きなメリットがあります。回答者のほぼ5人に4人(79%) が、EHSに取り組んだ結果、業務効率が大幅に改善したと回答しています。具体的には、生産性の向上やインシデントの減少、イノベーション能力の強化などが挙げられています。EHSへの取り組みが進んでいる組織では、事故や負傷、稼働停止や設備の損傷の発生頻度が低下する傾向にあります。
EHSは組織のレジリエンスも強化します。予期せぬ事業中断の発生時において、EHS施策に積極的に投資している組織の52%は、業務パフォーマンスへの影響が最小限またはゼロだった、あるいは大幅な改善さえ見られたと報告しています。3分の2(67%)は、不確実な状況の中、EHSへの取り組みはアジリティ(機動力)の向上につながったと回答しています。
EHSパフォーマンスの高い組織は、市場で優位に立てる可能性があります。なぜなら、そうした組織は顧客の獲得や維持、投資家からの資本調達、事業運営の効率化、そして予期せぬ事態への対応で力を発揮しやすい傾向にあるからです。その結果、収益増加やコスト削減といった商業的利益が期待できます。
組織がEHS業務を価値創造の重要な源泉とみなしていることは、EHSへの継続的な投資意欲の高さにより裏付けられています。回答企業の4分の3以上(78%) が、今後3年間でEHSへの支出が増えると予測しています。支出は主に、企業のサステナビリティ目標の達成、従業員の健康とウェルビーイングの促進、技術の進展に向けられる見込みです。