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企業はテクノロジーのトライアルから本格展開への移行に苦戦
最新テクノロジーへの投資が増加しているものの、今回の調査結果によると、あまりにも多くの企業がトライアルにとどまっていることが示唆されています。例えばIoT投資は年々増加していますが、実際にIoTを本格展開している企業の割合は2024年が19%だったのに対して、今年は16%に減少しています。エッジコンピューティングの本格展開も年々減ってきています。
トライアル段階から先に進めなければ、複数の技術を組み合わせて活用することによる相乗効果を得られない危険性があります。実際、5社に4社がこの効果をどうすれば得られるかを詳しく知りたがっています。こうした状況は、技術が個別に導入される傾向を反映しており、エッジコンピューティングが5Gを高度に補完するテクノロジーとして評価する人はわずか42%で、2年前の59%から減少しています。ここで大きな問題となるのは、あまりに多くの最新テクノロジーが単独で実施され、それがもたらすビジネス上のメリットが制限されかねないことです。