EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
内部統制基準の改訂で不正リスクの考慮や経営者等による内部統制の無効化リスクへの対応の必要性が明確化されました。本セミナーでは、企業が実務対応を進める上で想定される課題やそれらに対する具体的なソリューションを紹介します。
15年ぶりに改訂された内部統制基準では、リスク評価において不正リスクを考慮すべきことや、従来は内部統制の限界とされてきた経営者等による内部統制の無効化リスクを低減する対応の必要性が明確化されました。不正は意図的な行為であり、隠蔽(いんぺい)・共謀を伴うケースもあることから、これを予防・発見するには、より強固な内部統制の構築が求められます。一方で、企業で起こり得る全ての不正を完全に防ぐ仕組みを構築するのは困難であり、また、それに対応するための人材・専門スキルなどといったリソースにも限りがあるのが実情です。
本セミナーでは、実務において不正リスクや経営者等による内部統制の無効化リスクに対応するためのアプローチや、実務対応を進める上で想定される課題とそれらに対する具体的なソリューションなどについて、EYの不正対策支援の経験豊富なプロフェッショナルが紹介します。
内部統制基準の改訂を、企業の不正リスク対応の現状認識や見直しの必要性を検討する機会とすることができれば、企業の持続的成長の観点からも有益ではないでしょうか。
日時: 2023年11月16日(木)14:00~15:30
参加費用: 無料
主催: EY新日本有限責任監査法人
プログラム
14:00~14:10 オープニング
EY新日本有限責任監査法人 Forensics事業部
・パートナー 公認会計士 荒張 健
14:10~15:30 不正リスク・経営者等による内部統制の無効化リスクへの対応における実務上の課題と具体的ソリューション
EY新日本有限責任監査法人 Forensics事業部
・パートナー 公認会計士 荒張 健
・アソシエートパートナー 公認会計士 川中 雄貴
・シニアマネージャー 公認情報システム監査人・システム監査技術者 西原 則晶
・シニアマネージャー 米国公認会計士 石橋 佐和子
登壇者
荒張 健
EY新日本有限責任監査法人 Forensics事業部長 パートナー 公認会計士
上場企業、公的機関等に対する会計監査業務及び各種アドバイザリー業務に30年にわたり従事。
現在、不正調査、不正対策、コンプライアンスの専門部門であるForensics(Forensic & Integrity Services)のJapan LeaderならびにForensics事業部長を務める。調査委員会などの委員として多数の不正調査に従事する他、会計不正・贈収賄・独禁法対応などの不正対策・コンプライアンス改善業務にも従事。
川中 雄貴
EY新日本有限責任監査法人 Forensics事業部 アソシエートパートナー 公認会計士
総合商社、小売及び製造業などの会計監査に従事。その後、フォレンジック部門において、上場企業における粉飾決算などの多数の不正調査に携わる。
大型不正調査案件にも携わり、内部統制再構築(J-SOX対応含む)、内部管理体制確認書及び上場支援といった一連の業務に関与した経験も有する。
西原 則晶
EY新日本有限責任監査法人 Forensics事業部 シニアマネージャー 公認情報システム監査人・システム監査技術者
IT専門家として、IT監査や内部統制評価、SSAE16/86などのシステム監査に従事した後、Forensicsにおいては、データ分析を活用した不正調査や会計監査及び不正リスクモニタリングなどをリード。法人外においては、情報システムコントロール協会(ISACA)大阪支部における理事、常務理事を歴任。
石橋 佐和子
EY新日本有限責任監査法人 Forensics事業部 シニアマネージャー 米国公認会計士
日本基準、米国基準及びIFRS(国際財務報告基準)の会計監査に従事。その後、Forensicsにてグローバル企業や日系企業の海外子会社を中心とした不正調査やリスクアセスメント、コンプライアンスモニタリングなどを担当。大手グローバル製薬企業の全社的リスクアセスメント実施支援に従事。トップリスクの洗い出しやヒートマップの作成支援、改善案の策定、導入支援を実施。
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【EY・TMI共催】「あなたの会社は、不正リスクに本気で向き合っていますか?」-不正・不祥事に対するリスク管理体制の実態とその解決策-
近年の不正・不祥事の動向を見ると、会計不正のみならず品質不正や情報漏えいの件数も増加しており、企業の経営上の問題(業務停止や決算遅延など)に発展したケースもあります。また、EYグローバルインテグリティレポートによれば、経営者に対する従業員の信頼が薄れているとの傾向が見られます。このような状況下で、いかに不正・不祥事リスクに適切に対応し、インテグリティに対する経営者の本気度を示すかは、従業員をはじめ多くのステークホルダーにとって重要であると考えます。 以上の問題意識から、本ウェビナーでは、企業の不正・不祥事に対するリスク管理体制の実態や体制強化のポイントについて、実務的な視点も踏まえ議論します。
2023年
11月16日
ウェブキャスト
オンデマンド視聴期限:2024年11月15日
時間
5:00 - 6:30 現地時間
2023年4月、15年ぶりに内部統制基準が改訂され、a_jp/2024年4月1日以後開始する事業年度から、経営者の評価範囲の決定においてリスクアプローチの徹底が求められるとともに、これに伴う内部統制の基本的枠組みの変更により、不正リスクや経営者等による内部統制の無効化リスクへの対応も考慮することが必要となりました。
EYが提供する「連結会計クイックアナリティクス」は、本社で取得可能な連結会計システムのデータに対して、EYの会計監査・不正対策等の知見に基づく分析を行うことで、短期間で子会社の財務数値の異常な傾向の有無を検出し、内部統制制度の見直しに合わせた子会社リスク評価をご支援します。