EY Japanは、クライアントのデジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)支援のニーズに対応するため、10月1日に「EYデジタルハブ 福岡」(EY Digital Hub Fukuoka、以下 EYDH 福岡)を福岡市中央区に開設しました。EYDH 福岡の開設により、DX推進に向けた人員体制を強化し、迅速にデジタルサービスを提供することができるようになりました。
日本企業のデジタル分野への投資は年々増加傾向にあり、クライアントからのDXに対する要望は高度化、複雑化しています。EY Japanでも、監査、コンサルティング、ストラテジー、税務およびトランザクションの各領域で、AI(人工知能)やブロックチェーンなど最新のテクノロジーを活用したデジタル案件が増加し続けており、継続的な成長が求められています。
EY Japanはこれまで、EYのグローバル共通組織であるGlobal Delivery Servicesを活用して、アプリケーションの開発、保守、運用などをおこなってきました。このたび、EYDH 福岡を開設することにより、このグローバルでの経験・ノウハウを取り込み、かつ、日本のお客様のニーズにきめ細かく対応することができるようなります。
EYDH 福岡では、主に次に挙げる取り組みを通じて、EY Japanのデジタルプロジェクトを支援します。
1)DX案件に関するアプリケーション開発人材の確保
2)アプリケーション稼働後の保守・運用人材の確保
EY Japanの各デジタルプロジェクトにEYDH 福岡のメンバーが参画することで、プロジェクトの構想から実現までの迅速化を図ります。特に、SAPをはじめとする基幹系システムの導入、データアナリティクス基盤の構築・活用、AI・ブロックチェーン等の最新ソリューションの適用といったデジタルサービスに強みを持っており、EYDH 福岡はこれらの分野に知見を持つ人材を確保します。人員数は初年度が70名、3年後は500名を目標としています。
EYDH 福岡での人材確保にあたっては、株式会社福岡情報ビジネスセンター(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:武藤元美)に協力いただいています。福岡情報ビジネスセンターは、福岡県におけるIT産業の発展やIT人材の育成を通じて、長年にわたり地域経済の活性化に貢献されてきました。
EY Japanは、福岡情報ビジネスセンターとの連携を通じ、福岡県における雇用創出の一助となり、地域経済の成長、発展に貢献することを目指すとともに、IT人材の育成にも貢献してまいります。