金融機関向けITプロジェクト内部監査支援

In Consulting

監査部門ではプロジェクト監査を実施するための経験・人材が不足しているなどの理由から、プロジェクトを十分に監査できていないケースが少なくありません。

 

EYではこれまで多くの金融機関に対してサービス提供をしてきたノウハウを活用し、専門性・独立性を確保したITプロジェクトに関する内部監査を支援します。

金融機関では、経営戦略を実現する手段としてITシステムを有効に利活用することが経営の課題となっています。経営戦略の実現を目的として、新システム、新機能を構築するITプロジェクトは大型化・複雑化が進み、システム品質の不良、開発スケジュールの見直し、当初想定コストの超過などの問題が発生しています。そのため、ITプロジェクトではプロジェクトにおけるさまざまなリスクを管理しながら、慎重にプロジェクトマネジメントを行う重要性が高まっています。

一方で、監査部門では、ITプロジェクトに対する監査の重要性は認識しているものの、プロジェクト監査を実施するための経験・人材が不足しているなどの理由から、プロジェクトを十分に監査できていないケースが少なくありません。

EYではこれまで多くの金融機関に対してサービス提供をしてきたノウハウを活用し、専門性・独立性を確保したITプロジェクトに関する内部監査を支援します。

金融機関向けITプロジェクト内部監査支援サービスの概要

「フェーズ別監査」、「継続的モニタリング」の2つのサービスから、ITプロジェクト期間を通じて切れ目なく、プロジェクト状況を把握し、プロジェクトマネジメントにおける問題点の明確化と改善提言を支援します。

また、EYのサービスを通じて、監査部門の経営陣や対外への説明責任の向上にも寄与します。

フェーズ別監査

ITプロジェクトでは、初期段階ではプロジェクト計画・体制の整備にはじまり、開発実行段階では進捗管理・課題管理・品質評価、終盤段階では移行リハーサル・本番稼働判定など、プロジェクトの各開発フェーズにより特有のタスクとプロジェクトリスクが存在します。

フェーズ別監査は、開発フェーズに応じて、金融庁のガイドラインなどのベンチマークをベースに当社のノウハウ・他社事例を加味した監査項目と、金融機関のプロジェクト運営状況を照らし合わせて、プロジェクトマネジメント状況を監査することにより、問題点の明確化と改善提言を支援します。

継続モニタリング

ITプロジェクトは、日々のプロジェクト運営の中で発生する多くの解決すべき課題に対してその都度、対応を検討・実施するとともに、スケジュールを見越した先回りの対応をとっていくことが重要となります。

継続的モニタリングは、定例会議への参加、資料の閲覧などによりシステム稼働までのプロジェクト運営状況を継続的にモニタリングし、問題点をタイムリーにご報告するとともに、他社のプロジェクトマネジメント事例などを踏まえた助言を提供します。

本サービスは、独立性の事前確認が必要となります。独立性の観点から、業務を一部制限させていただく、またはお引き受けできない可能性がある旨、あらかじめご了承ください。



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