EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
国際会計基準審議会(以下、IASB)は2020年11月20日、IFRS基準のうち、気候関連事項の財務諸表開示に関連する規定をまとめた教育目的で作成された文書を公表しました。本文書によりIFRS基準の規定が変更、削除又は追加されることはなく、その意図は確実な気候関連の開示を下支えすることにあります。
気候変動が企業のビジネス・モデル、キャッシュ・フロー、財政状態及び財務業績に与える影響について、利害関係者の関心は益々高まってきています。IFRS基準は気候関連事項に関する明確な言及をしていませんが、企業はIFRS基準を適用する際にその影響が重要となる場合には気候変動事項を考慮しなければなりません。
英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
IASB releases educational material on IFRS Standards and climate risks
EYのIFRS専門家チームは、国際財務報告基準の解釈とその導⼊にあたり、企業が直⾯する問題を精査します。
全国に拠点を持ち、日本最大規模の人員を擁する監査法人が、監査および保証業務をはじめ、各種財務関連アドバイザリーサービスなどを提供しています。
「情報センサー」は EY新日本有限責任監査法人が毎月発行している定期刊行物です。国内外の企業会計、税務、各種アドバイザリーに関する専門的情報を掲載しています。